- 日本一長い路線、バス八木新宮線について
- 八木新宮線の全長と停留所の数、乗車時間について
- 八木新宮線のバスの運賃、交通系ICカードについて
- 長い路線バスの時間を快適に過ごすグッツについて
- 八木新宮線の景色について
- 八木新宮線のトイレについて
- 八木新宮線の食事や売店について
- 八木新宮線の本数と時刻表について
日本一長い路線、バス八木新宮線について
GWの連休を使って、奈良県・和歌山県へ出没してきました!
趣味の山登りで一昨年出没したのですが、自然の美しと綺麗な景色に心奪われ、奈良県が・和歌山県がお気に入りの地域になりました!
人間味溢れる優しい方が多く住んでいるみたいで、色々な意味で「古き良き日本の原風景」がソコには残っているな~と思っております。
一昨年と同様に「熊野古道」を歩いてみたくなり、今回のGWは熊野古道の1つである「小辺路(こへち)」を歩いてみました。
※高野山から熊野本宮大社へ歩いた記録です!良かったらご参考にしてみてください!
奈良県の高野山から熊野本宮大社へ至る歴史ある古道なのですが、寄り道をしなければ全長75kmほどの道のりになっております。
一般的には、民宿などに泊まりながら4泊5日位で歩くと調度良い負荷であるといわれております。
しかしながら、熊野本宮大社周辺は、交通の便があまりよい所ではないので、着いた後の行程をどうしようか色々と調べておりました。
すると、「日本一長い路線バス、八木新宮線」なるものがある事を知り、折角なので路線バス使って奈良駅まで戻る事にいたしました!
今回も「夜行バス」を使って私が住む神奈川県から往復したのですが、時期にもよりますが、東京~大阪間の高速バスの本数が多く、値段も手頃なのでかなり重宝しております。
東京~大阪間の高速バスは、京都駅・奈良駅にも途中で停まるので、色々な所へ行きやすくなる感じです!
そんなバス好きな私なんですが、今回の八木新宮線は、東京~大阪間のバスと引けを取らないほど長い時間乗車しなければならず、期待と不安がモリモリな感じになりました。
トイレはどうしよう!?お腹が減ったらどうしよう!?など、色々と分からない事だらけだったので、その点も記事で触れていきたいと思います!
肝心の「八木新宮バス(日本一長い路線バス)」なのですが、概要はこんな感じになっております!
八木新宮線の全長と停留所の数、乗車時間について
※奈良交通より出典
八木新宮線路線の全長は約170km、停留所の数が167個ほどあり、奈良県の近鉄大和八木駅から和歌山県の新宮駅を結ぶ路線バスになります。
始発から終点まで、約6時間もかかり、本家本元の「路線バスの旅」と言う2時間の特番を簡単に作れるほどのモリモリな乗車時間になります!
私は、和歌山県の熊野本宮大社近くにある「ツボ湯」で有名な「峰の湯温泉」のバス停から八木新宮線に乗ったのですが、終点の八木駅まで約5時間30分ほど掛かり、バスの料金は驚きの4,050円でございました!
八木新宮線のバスの運賃、交通系ICカードについて
八木新宮線には、料金167個停留所がありますがで、そちらの中でも比較的メジャーな停留所からの運賃につきまして触れていきたいと思います!
日本一長い路線バス八木新宮線のバスの運賃につきまして、下記の通りになっております!
始発から終点まで乗ると、バスの運賃は5,250円ほどいたします!
も~「路線バス」のお値段ではないですよね!
ちなみに、スイカなどの交通系ICカードも使えますが、始発から終点まで乗ると、あまりにも長い距離のため、途中でデーターが飛んでしまい支払えないことがあるそうです。
この影響で、私も交通系ICカードでは払えず現金でお支払いしました。
対策とすれば、運行会社の「奈良交通のIC」を使うか、それ以外のICの場合は、「残高不足」にならないように注意すれば使えるみたいです。
6,000円近く残高があれば何の心配はございません!
長い路線バスの時間を快適に過ごすグッツについて
八木新宮線に乗る前から分かってはいましたが、それでもあまりにも長くバスに乗っていたので途中から「腰砕け」になってしまいました・・・。
八木駅に着いた後、今度は奈良駅から深夜バスで横浜駅まで乗ったのですが、1日の2/3をバスの中で過ごした感じですf^_^;
こんだけバスの中にいたのは、生まれてこのかた初めての経験だと思います・・・。
長い事バスに乗っているうちに、段々と尻の切込みが深くなってきたの(?)、山道具のこんなクッションが大活躍しました!
やっぱり、日本一長い路線バスの旅と戦う場合は、長時間座わっても大丈夫なようにクッション性の良いマットを持参した方が正解かと思います!!
また、長時間同じ姿勢でバスに乗っていると「首」がいたくなってきますので、エッグピローがあると快適にバスの時間を過ごせると思います!
ポンプ内蔵式のネックピローになるのですが、少し重いものの、非常に首が楽ちんでございます!
長い時間、八木新宮線と戦うわけですので、座布団とネックピローは必須アイテムだと思います!
八木新宮線の景色について
なにしろ八木新宮線は長い路線バスの旅ですが、山の中や渓谷沿いを走るので、非常に綺麗な景色が広がっておりました!
こちらの写真は、八木新宮線の路線の中でもメジャーなスポットである「谷瀬の吊橋」付近の写真になります!
長い時間暇かな?と思ったのですが、意外と見るものが多く、結構楽しめた感じでした!
八木新宮線のトイレについて
十津川温泉、谷瀬の吊橋、五条バスセンターで10分~20分ほどのトイレ休憩があります。
なお、このトイレ休憩は、バス料金の精算をせずに外に降りられますので、嬉しい配慮ですよね!
どんなに長くても2時間以内に1回はトイレ休憩がありますので、「我慢できない!!」てな事はないかと思います。
また、急にトイレに行きたくなってしまった場合も、運転手さんに伝えれば配慮してくれますので安心ですよね!
ただ、田舎道ですので、急にトイレと言われても困ってしまうと思いますので、早め早めを心掛けたいですよね!
八木新宮線の食事や売店について
八木新宮線は、とにかく乗車時間が長いので、お腹は減りますし、喉も乾いてしまいます。
私は、トイレ休憩がある十津川温泉で昼飯を購入したのですが、谷瀬の吊橋や五条バスセンターでも近くにお店があるので、食事飲み物を購入することが出来ます!
押さえておきたい食事としましては、この地域の名物である「サンマ寿司」と「めはり寿司」でございます!
折角なので、私も購入しちゃいました!
気になるお値段ですが、2つで900円位でして、サンマ寿司は脂がのっていて絶品でした!!
日本一長い路線バスの旅の良いお供になりますのでお勧めですよ♡
八木新宮線の本数と時刻表について
飽きるかな~っと思っていたバスの時間ですが、天気にも恵まれたこともあり、意外と早く時間が過ぎていきました!
「日本一長い路線バスに乗ったことがある!」と言うのは、良い話のネタにもなりますしね!!
あと、気になる八木新宮線のバスの本数と時刻表ですが、1日に3本運行されております!
八木新宮線、日本一長い路線バスの旅のまとめ
車酔いする方にとっては、八木新宮線は乗ってはいけない路線バスかと思いますが、自然豊かな紀伊半島を縦断できる路線ですので、機会が有ったら是非乗って欲しいなと思います!
狭い道路を軽々運転するバスの運転手さんの腕前も凄く、時々観光案内もしてくれるので、そちらも良い思い出になるかと思います!
やはり、あまり人が住んでいない地域を走るので、乗る方も少ないみたいで、八木新宮線は行政から補助金が出ているとアナウスがありました。
八木新宮線は、熊野詣をする観光客にとっても大事な足ですが、それ以上に地元の方にとっても生命線といえる部分もあるかと思いますので、末永く運行して欲しいよな~っと思っております。
次回、何時乗るか分かりませんが、このまま美しい景色が変わらず残って欲しいよな~っと願わずにはいられませんでした。
こちのら路線沿いには、十津川温泉をはじめ、色々な名湯が勢ぞろいしておりますので、熊野古道歩きで疲れた体を癒してみるのも良いかも知れませんよね!
長いバスの時間でしたが、思い出に残る良い経験をしたな~っと思っている今日この頃でした!