- 肝血管腫とガン(癌)細胞について
- 肝血管腫の発覚と悪性かどうかの検査について
- 肝血管腫が見つかる確率
- 肝血管腫が出来る原因について
- 肝血管腫が悪性である確率と良性腫瘍が悪性に変わるのか!?
- 肝血管腫の腹部CT検査について
- 肝血管腫の再検査代金は!?
- 肝血管腫って悪性腫瘍?それとも良性腫瘍?のまとめ
肝血管腫とガン(癌)細胞について
ここ最近、ガンの手術をしたり、癌で命を落としてしまったと言うニュースが多いですよね~
日本人の死因NO.1が「ガン」によるものと言われてますので、そんな「癌の話」を聞く事が多く感じてしまうのも納得ですよね。
何もしなくても、1日に2,000~5,000個ほど「癌細胞」が体内に発生すると言われておりますから、ガンはとても身近な存在ですよね。
人間の細胞数は、37兆個(60兆個と言う説もあり)と言われておりますが、そのうちの5,000個位が1日で癌細胞になる訳ですが、それが多いんだか少ないんだか良く分からないですよよね!
体内に発生した癌細胞は、体内の免疫細胞によって駆逐してくれているので大事には至らない感じですが、何かしらのキッカケでその免疫サイクルが上手くいかなくなるとガンを発症してしまうみたいですよね。
そんなガンですが、実は私も5年ほど前に発覚し、肝を冷やしたことがございます。
肝血管腫の発覚と悪性かどうかの検査について
病名は「肝血管腫」と言うものでございます。
なんだか不吉な病名(?)ですが、人間ドックの腹部エコーで引っかかり、後日、精密検査をする必要とのことで、CTを使って腹黒い腹を輪切りにして診察してもらいました。
先に結果を書くと「見つかった肝血管腫は、良性腫瘍で特に問題なし」との診断でございました。
ただ、加齢等による影響で、腫瘍が増えたり大きくなる恐れもあるので、今後も定期検診は必要との事でした・・・。
10cm位まで大きく成長してしまうと、外科手術で取り除き、悪性腫瘍かどうか細胞検査をするみたいです。
ま~体が資本ですからね~・・・。
でも、ナースコスプレは好きなものの、病院は大嫌いなのですよね~・・・。
人間ドックの結果の説明の時に、
「肝臓に1cmくらいの大きさの腫瘍があります。肝血管腫と言う腫瘍が疑われます。」
と、先生に言われた時は、この世の終わりではないですが、
「今年の冬は越せないかもな~・・・。」
と、頭の中をよぎり、色々と考えてしまいました。
自分でも驚いてしまったのですが、癌であることを告知?された時は意外と冷静なもので、「身辺整理をしないとな~」とか、「仕事も引き継ぎしないと迷惑になるな~」てな感じで、言葉は悪いのですが「他人事」のような感じでした。
ま~「腫瘍」と聞いても、「ガン」=「死」位の知識しかなく、長年お付き合いしている持病の「片頭痛」も、薬なら何でもいいだろうと「キャ●ジン(胃薬)」飲んで痛みをチラスようなオジサンなのでダメダメなのですけどね(笑)
「知らぬが仏」と言いますので、あんまり詳しくない方が良いことも多いですしね!
肝血管腫が見つかる確率
人間ドックの時の先生が詳しく肝血管腫について説明してくださり、話を聞いていくと、結構メジャーな腫瘍みたいで、エコー検査すると10%位の人が私と同じ「肝血管腫」見つかるそうです。
私みたいに肝臓に腫瘍ができる方もいれば、他の臓器にできる方もいたりと、結構バラバラみたいです。
色々と説明してくださった先生自身にも、私と同じ腫瘍を持ってるそうで、
「ま~大丈夫だと思いますが、念の為再検査をして、悪い腫瘍じゃないかを確定しておきましょう。」
ってな感じで、切羽詰った説明でもなく、思ったほど深刻なものでもないんだな~っと思い、少し安堵致しました。
肝血管腫が出来る原因について
先生の話ですと、この病気(?)は肝臓の毛細血管が異常増殖して塊になり、それが腫瘍のようになるそうで、基本、体内から消えることはないみたいです。
受診した時に受けたエコー画像及びCT画像をみせて貰いましたが、確かにハッキリと塊が写っておりました。
画像をみた限り、結構な存在感がある塊だったのですが、それでも「大きい部類には入らない」とのことでした。
肝血管腫が悪性である確率と良性腫瘍が悪性に変わるのか!?
先生曰く、肝血管腫が見つかった1,000人に1名以下のかなり低い確立で、稀に悪性腫瘍(肝細胞癌)が隠れている場合があるので、念には念を入れて精密検査をするそうです。
肝血管腫が良性腫瘍と確定した場合は、将来、悪性に変わる事も殆ど無いそうで、その点も心配はないみたいです。
しかし、肝炎や肝硬変を患っていると、重篤な事になり易いそうで、そ~なると話は違ってくるそうです。
肝血管腫が肝臓にある場合は、深酒や肥満などによって肝臓にダメージを与えてしまいますので、出来たら避けた方がよさそうですね。
ただ、肝血管腫があるからといって、禁酒をしたり、喫煙しなさいとは言われませんでした。
常識の範囲内なら、良性腫瘍ですので、特に気にする必要はないそうです。
肝血管腫の腹部CT検査について
ちなみに、肝血管腫の再検査するにあたり「消化器内科」を紹介され、そこで再度受診をしたのち、腹部CT検査をする運びになりました。
しかし、肝心のCT検査の予約が2ヶ月先まで埋まっているとのことで、だいぶ待たされてしまいました。
2ヶ月以上、肝臓にある肝血管腫が、良性腫瘍か悪性腫瘍か分からないまま過ごすのは、精神衛生上よろしくなかったですf^_^;
やっぱり、悪性でなければ良いな~と、気になりますしね~・・・。
だいたいこんな時は、悪いことばかり考えてしまいますからね~~・・・。
そんな2ヶ月も待たされた腹部CT検査自体は、アッと言うまに終わってしまい、10分も掛からないうちに終了となりました。
腹部CT検査自体、特に痛みはございませんでした。
ただ、造影剤を体内に入れる関係で、薬剤が入った瞬間から体が熱くなり、少し驚いてしまいました。
この体の急変に驚いてしまい、CT検査の途中で体調不良を起こす方も少なからずいるそうです。
造影剤による体の影響は、CT検査をする前に、色々と説明してくれましたので、私は体調不良を起こすようなことはありませんでした。
肝血管腫の再検査代金は!?
そして気になるお値段ですが、腹部CT検査で、だいたい1万円位でした。
※自己負担3割のお値段です。
結構お値段が高いので驚いてしまったのですが、ま~事情が事情ですからね~
1万円で安心を買えるなら安いような、高いような・・・。
CT検査後も、特に薬などは処方されなかったので、そちらの代金の請求はありませんでした。
肝血管腫って悪性腫瘍?それとも良性腫瘍?のまとめ
今回は、人間ドックで肝血管腫が発覚し、再検査をした結果、特に問題のない良性腫瘍持ちになってしまいましたが、今回の件で色々と考えされる事が多かったです。
人間、いつど~なるか分かりませんからね・・・。
私は「健康には自信があります!」てなタイプだっただけに、この腫瘍に関しては驚きとショックが大きかったです。
多分、命に関わるガンの告知を受けた時って、今回以上にショックが大きく、なかなか立ち直れないのだろうな~っと思ってしまいました。
果たして私は癌の告知を受けたときに、正気を保っていられるか考えると・・・。
きっと、無理でしょうね~・・・。
医学の進歩は素晴らしいですので、一日も早く末期ガンを完治できるような治療の確立が待たれますよね!
肝血管腫は、良性腫瘍で問題ない方が多いみたいですが、中には悪性の方もいるみたいですので、その方たちの事を考えると安易に喜べない部分もあります。
やはり、定期的に健康診断を受けて、早期発見・早期治療が癌で命を落とさないためには大事な事だと思います。
人間ドックや一般検診は、時間もお金も掛かりますが、機会を作って受診して自分の健康状態を把握される事をお勧め致します!