- 喉に餅が詰まり事故が多発する時期の到来
- 餅を喉に詰まらせて死にそうになった出来事
- 喉にお餅が詰まった時の対処方法
- ステーキ店でも必須の技術部、突き上げ法(ハイムリック法)」と「背部叩打法
- 喉にお餅が詰まった時のまとめ
喉に餅が詰まり事故が多発する時期の到来
今年も残り僅かになりましたね~
年越しに備えて色々と準備をしていたのですが、年末なのにスーパーが激混みでかなりビックリしてしまいました・・・。
お店の品揃えがお正月用品ばかりになっていて、そんな光景を見てよ~やく年末・お正月なんだな~と実感が湧いてきた感じです。
毎年の事ですが、年末・お正月の実感が湧かず、特別感がない通常運転中の誰かさんでございます。
あと、数時間後にはお正月突入ですが、楽しみの1つとしては「豪華なお節料理」がありますよね!
お正月くらいは財布の紐も少し緩んでしまうものですが、さらに忘れちゃいけないアイテムは「お餅」がありますよね!
お餅が大好物なもので、既に「練習」としてモリモリ食べ始めている誰かさんなのですが、1つ怖い事といえば、「お餅を喉に詰まらせて窒息してしまう」ことですよね~
毎年、お正月の期間だけでも1,000人近くの方がお餅を喉に詰まらせて救急搬送されているそうなので、侮れない感じですよね。
私自身も喉にお餅を詰まらせて死にそうになったことがありますので、今日はその辺の話と絡めて「喉にお餅が詰まった時の対処方法」を記載したいと思います!
愛する家族がお餅を喉に詰まらせて、窒息していく姿を見たくはないですよね~
覚えていれば助けられる可能性もありますので、そこら辺を踏まえて記載したいと思います!
餅を喉に詰まらせて死にそうになった出来事
小学生のころ、死んだ婆様の家に行って「献上品(お年玉)」をもらい有頂天になっていたその日の夜、餅に詰まって死にそうになりました。
子供の頃から「白米」、「お餅」、「お煎餅」が大好きで、「炭水化物男子」を彷彿とさせる食欲を誇っていたのですが、特にお餅が大好きで、季節を問わずよく食べておりました。
その日の夜も、いつもの通りお餅を食べながらTVを観ていた時でございます。
一緒にTVを観ていた親戚の子が突然大笑いし、隣にいた私はそれにビックリしてしまい、その拍子に喉を詰まらせてしまいました・・・f^_^;
全然面白くないTV番組だったのですが、なぜ少年は大笑いしたかは今でも謎の1つでございます・・・。
餅を喉に詰まらせた私は、一気に苦しくなり、言葉を発する事が出来なくなりました・・・。
「苦しい~~・・・。ヤバい・・・。ドラえもん助けてえ~~」
となりながらも、目の前にあった水を飲んで胃の中に流そうと試みました。
しかし、余計に気管を塞いでしまい、余計苦しくなってしまいました・・・。
も~苦しくて苦しくて必死になりながらもがいていると、台所にいた婆様が異変気づき、直ぐに駆けつけてくれました。
私の口を開き、指で詰まったお餅を掻き出し、親戚の子に「掃除機を持ってきて」と頼みながら必死に掻き出してくれました。
喉に指を突っ込むので私も気持ちが悪くなり、「リバース」してしまったのですが、それが功を奏し、詰まったお餅も一緒にとれて無事に生還する事が出来た感じです。
あと数分遅かったら、間違いなく意識がなくなっていたかと思われます。
あの時は本当に苦しく、死を意識した出来事でした。
お正月早々、ついていない1日になってしまったのですが、お餅を食べている時は、静かに、そして相手をビックリさせない事が大事ですよね。
食べている最中に騒いだり周りをビックリさせるような言動をとる方は少ないかと思いますが、「何かの拍子で・・・。」ってこともありますからね~
喉にお餅が詰まった時の対処方法
喉にお餅が詰まると窒息してしまい、命をつかさどる大事な脳に酸素がいきわたらず、やがて死んでしまいます。
人間は、だいたい5分ほど呼吸が出来ないと死んでしまうと言われております。
仮に死ななくても、酸素不足により脳に大きなダメージを与えてしまい、脳障害を引き起こし、寝たきり(植物人間)の人生になってしまいます。
ですので、お餅が詰まった時の対処の仕方を知っておくことが、この時期は時に重要ですよね!
お餅が喉に詰まった時の対象方法として、大きく2つあるのですが、そちらを記載したいと思います!
腹部突き上げ法(ハイムリック法)
喉に詰まった異物を取り出すのに有名な方法として「部突き上げ法(ハイムリック法)」があります。
おヘソの上(みぞうち)を圧迫して、喉に詰まった異物をとる方法になります。
やり方が少し難しいものの、「部突き上げ法(ハイムリック法)」を覚えていると、「お餅」以外にも対応できますので、かなり重宝する技になります。
喉に詰まらせて怖いものとしては、ナッツ類やステーキ等のブロック肉もありますが、そちらの異物の除去にも使えます。
「部突き上げ法(ハイムリック法)」の注意点としましては、内臓を圧迫させる技になりますので、力の入れ具合によっては、肋骨を折ってしまったり、内臓傷つけてしまったりすることがあるそうです。
少しでも違和感を感じる場合は、直ぐに医療機関に診てもらう事が重要です!
上記のイラストだけだと分かり難いかと思いますので、「部突き上げ法(ハイムリック法)」の良い動画がありましたので添付したいと思います!
写真を推すと動画観られますので、良かったらご確認ください!
背部叩打法
部突き上げ法(ハイムリック法)」よりも簡単な異物の除去の方法としてあるのが、こちらの「背部叩打法」になります。
イラストの通り、喉に詰まった異物が出やすいような体制にしたうえで、背中をたたき
ます。
肋骨の間や、首の付け根辺りを強く叩くのも有効だそうです!
部突き上げ法(ハイムリック法)」よりも簡単ですが、それでも詰まった物を取り除ける確率は低くなるそうです。
お餅は粘々してますし、非常に伸びる食材ですので、「喉に詰まる」と言うよりは「喉にくっ付く」感じですからね~
粘々している分、なかなか除去が難しい食材ですよね。
お餅を詰まらせて病院に緊急搬送されても、除去が難しく、気管の確保まで時間も掛かり非常に大変だそうです。
上述した通り、脳に酸素が届かない時間が長いほど深刻な事態に繋がってしまいますので、1分1秒を争うわけですから、お餅を喉に詰まらせないよう十分に注意することが重要ですよね!
掃除機を口の中に入れて詰まった餅を取る方法
また、うちの婆様がやろうとした「掃除機を口の中に突っ込んでお餅を取る方法」も、それなりに成果があるみたいですが、「衛生面」だけをみると、あまり推奨された方法ではないみたいです。
ただ、1分1秒を争う事態ですので、「衛生面」は二の次かな~と思ってしまいますよね。
周囲に手伝ってもらえる人がいるならば、手分けして色々な方法を試すのは、人命を助けるためにも必要な行為だと思います。
ステーキ店でも必須の技術部、突き上げ法(ハイムリック法)」と「背部叩打法
最近、立ち食いステーキ屋さんが流行ってますが、先日、お店に行ってお肉を味わっていると、目立つところに、部突き上げ法(ハイムリック法)」と「背部叩打法」のやり方がイラストで貼ってありました。
目立つところに貼ってあったので、ステーキを喉に詰まらせてしまう方が多いのだろうな~と思ってしまいました。
シッカリとしたお店ですと、喉にステーキ肉が詰まったとしても、適切な処置をしてもらる確立が高く、少し安心してしまいました。
それでも、シッカリと咀嚼して食べることが、どんな食材でも重要ですよね!
飲食店勤めをしている方には、部突き上げ法(ハイムリック法)」と「背部叩打法」を習得してもらえると助かりますよね!
喉にお餅が詰まった時のまとめ
日頃から「誤嚥」がある方や、ご高齢者や幼児にはお餅を食べさせないことも重要かな
と思います。
簡単なお餅の対策としては、「小さく切る」、「誰かがいる前で食べさせる(独りで食べさせない)」、「よく噛む」、「少し硬めに焼く」事かな~と思います。
折角のお正月なのに、お餅を喉に詰まらせて病院送りになってしまっては、一年の始めが台無しになってしまいますよね~
それこそお餅で命を落としてしまった日には「勿体無い」の一言では済まされませんよね。
愛する家族や仲間を助けるためにも、今回ご紹介した 部突き上げ法(ハイムリック法)」や「背部叩打法」を知っておくのも重要な事かな~と思います!
呼吸が出来ずに苦しんでいる姿を指をくわえて眺めているだけですと、将来、自責の念に駆られてしまいますしね。
そんな感じで、今年1年、色々とお世話になりましたm(_ _)m
至らぬ点が多かったことをお詫びするとともに、来年は今年以上に記事の作成をしていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
それでは、よいお年をお迎えください!