- 自家製納豆を作ろうと思ったのか!?
- 納豆作りに必要な材料
- 製納豆を作るのに必要な調理器具
- 自家製ヨーグルトについて
- 自家製納豆の作り方
- 自家製納豆を美味しく作るコツ
- 自家製納豆の賞味期間と保存の仕方
- 自家製納豆作りで必要な道具のまとめ
- まとめ
自家製納豆を作ろうと思ったのか!?
納豆が苦手な方が多い関西地方の方からしたら信じられないと思いますが、私は小さな頃から「納豆小僧」と近所でも有名なネバネバ君だったもので、毎日欠かさず納豆を食べて育ってきました。
納豆を食べ過ぎた影響か、足の裏が納豆臭くなる病に犯され、吐く息も何故か納豆臭がする体になってしまいました・・・。
そんな納豆菌に冒された体になってしまったのですが、それでも納豆が大好きなもので、今でもモリモリ食べ続けております!
変なところに強いこだわりがある私なもので、日頃食べている納豆をどうにかして更に美味しいアイテムにならないか研究した結果、「天空落とし」と言う技を身に付けました。
ラーメンの湯切りの如く、ネバネバの納豆を上から下に落としつつ、空気含ませながら掻き混ぜるとフンワリとした食感になるのですが、この奥義を誰に引き継ごうか日々悩んでいる次第です。
納豆の「ネバネバ」の部分には、旨み成分を多く含んだ「アミノ酸」がモリモリなもので、いかにネバーギブアップな形に持っていこうか日々鍛錬を積んでいる誰かさんです!
これで私の納豆愛が伝わりましたでしょうか(笑)
そんな愛する納豆を、スーパーに行くたびに買っていたのですが、何時の頃からか
「自分でも納豆を作れるのではないか?」
と思うようになり、気になりだしたら止まらない性癖なもので、色々と調べてみる事にしました。
すると、時間が掛かるものの、自家製納豆を作るのはそれほど難しくはない事を知り、好きな食べ物だし、自分で作ったほうが安全かな?と思い、清水の舞台からネバネバを放出しながら「天空落とし」をしてみる事にしました(?)
納豆作りに必要な材料
自家製納豆を作る上で必要な原材料がこちらになります!
- 大豆
- 納豆菌
- 愛情
- 納豆臭さに耐えらる強靭な鼻腔
以上になります!
大豆は、どこのスーパーでも売ってますので問題ありませんが「納豆菌」の調達が少しネックですよね。
私の足裏にモリモリ寄生していると思われる納豆菌ですが、それを培養して「納豆」を作るのは、流石の私も躊躇してしまい、専門店で購入する事にしました!
「専門店」と言っても、ネットで買えますので、特に難しい話ではございません。
色々と納豆菌も種類が豊富ですが、どれもあまり変わらないかな~と思い、こちらを購入して使っております!
3gほど納豆菌が入っているのですが、こちらで30kg前後の納豆を作る事が出来る量になります。
いや~消費するのに何年かかるか興味深いです(笑)
製納豆を作るのに必要な調理器具
納豆菌を使って発酵させないといけないのですが、この部分がチョッと難しいです。
自分でやる場合は、「温度管理」が重要になってくるのですが、納豆菌に付きっ切りになりますので、仕事をしている私にとっては現実的はございません。
そこで納豆作りに必要になるのが「発酵器(ヨーグルトメーカー)」になります。
こちらの発酵器を使うことにより、温度管理を勝手にやってくれますので、非常に楽で簡単でございます。
色々と調べた結果、レビューの良い「TANICA製」のヨーグルトメーカーにしました!
昔、「家庭菜園」を趣味でやっていたのですが、夏野菜を種から育ててやっていたので、この発酵器があれば管理が非常に楽だっただろうな~と思ってしまいました。
何故かと申しますと、5月のGWに苗を畑に植えかえる関係で、2月頃に種まきをするからです。
夏野菜(トマト・ナス等)の種は、発芽するのに25度前後の温度が必要なのですが、種をまく時期が2月頃なので、寒くて全然芽が出ません。
そこで育苗器に入れて発芽させるのですが、家庭菜園でチマチマとやっている規模ですと、高価な装置を買っても元を取れないので、自力で加温して発芽させてました。
こちらの発酵器を使えば、温度管理ができますので、家庭菜園においても役に立っただろうな~と思ってしまったのですが、ま~そこまでやっている菜園ファンも少ないでしょうけどね(笑)
この「変なところにこだわる性格」を何とかしたいな~と常日頃思ってはいるものの、中々直す事が出来ませぬ・・・。
ただ、家庭菜園の土づくりをするようになってから、微生物や納豆菌等の細菌に興味を抱くようになった感じです。
自家製ヨーグルトについて
納豆を作る事が出来る「発酵器(ヨーグルトメーカー)」ですので、名前の通り「ヨーグルト」も自分で作る事が出来ます。
むしろ、上記の発酵器は納豆ではなく「自家製ヨーグルト」を作るための機会ですからね(笑)
ヨーグルトの作り方も簡単で、こちらの発酵器に牛乳・ヨーグルト菌を入れるだけでございます。
納豆と同様に、自家製のヨーグルトも美味しいですよ!
折角、「発酵器」を購入したならば、納豆だけでなく自家製ヨーグルト作りに応用しないと勿体無いですしね!
自家製納豆の作り方
そんな感じで、大事な納豆の作り方でございます!
上述した原材料(大豆・納豆菌)を用意し、まずは大豆を水に浸し戻します。
大豆を戻す時間は、長いほど良いかと思いますが、私の場合は、だいたい半日ほど浸しております。
暑い夏場ですと、水が臭ってきますので、途中で水を一度交換したり、冷蔵庫の中に入れて保管すると良いかと思います!
そこから大豆が柔らかくなるまで煮て、その茹で上がった熱々の大豆を発酵器に入れます。
上の写真が、熱々の大豆を発酵器に入れた状態になります。
大豆を袋に入れた状態にしておくと、後々掃除が楽ちんです!
そして肝心かなめの納豆菌をふりかけて、こんな感じにキッチンペーパーかガーゼで蓋をするようにします。
あとは発酵器の温度を45度に設定して24時間かけて、その後さらに24時間冷蔵庫で寝かせれば自家製納豆の完成でございます!
大豆を煮る時は、鍋で煮ても良いですが、魔法瓶等を使うと省エネになりますのでお勧めです!
自家製納豆を美味しく作るコツ
「自家製納豆」と聞くと、非常に難しそうなイメージがあるかもしれませんが、原材料と発酵器があれば、特に難しいところはございません!
発酵器にかけたあとに、冷蔵庫で24時間ほど寝かせるのが、自家製納豆を作る上でのコツの1つかな~と思います。
寝かせる時間が短いと、旨味が弱い気が致します。
味が馴染んでいないというか、納豆菌のパワーが行き渡っていないような感じがします。
また、「雑菌」が入らないように注意する事が(手洗い・器などの消毒)自家製納豆を作る上で大事な事かな~と思います。
また、夏場でも問題なく作る事が出来ますが、こちらも雑菌が入ると、アッとうまに「納豆風味の怪しいやつ」が出来上がります。
物が物なだけに、腐っているのか旨みの元であるアミノ酸なのか判断がつき難いところが、少し怖いですよね(笑)
自家製納豆の賞味期間と保存の仕方
出来た納豆は、冷蔵庫で保管してください。
季節にもよりますが、5日前後は美味しく食べれると思います。
5日で食べきれない場合は、「冷凍保存」できます。
その場合、だいたい1ヶ月くらいは美味しく食べれますので、1ヵ月分を一度に作り、それを1日分ごとに小分けして冷凍保存すると効率的だと思います。
私は1ヶ月分を一度に作って冷凍保存しております!
自家製納豆作りで必要な道具のまとめ
まずは納豆菌がないと始まりません!
始めは、少量入った納豆菌から始めてみるのが良いかと思います!
納豆菌じたいに強い匂いはありませんので、保管してても苦になりません!
茹でた大豆に納豆菌をふりかけて加温しないといけないので、「発酵器(ヨーグルトメーカー)」が必要です!
納豆以外にも、ヨーグルト、甘酒、味噌作りに応用できます。
どうせなら、大豆も有機栽培の物を使って、安心・安全を高めたいものですよね!
私は、北海道産の大豆を使う事が多いです!
新豆の大豆ですと、水分量が多いので、水に浸す時間や湯で時間を短くする事が出来ます。
自家製納豆作りに時間を掛けたくない方は、大豆は新物がお勧めです!
まとめ
自家製納豆を作るのに、正味3日前後ほどかかってしまうのがネックですが、段々と納豆の姿になっていく様子を観察していると、いつしか興奮してきてしまいます(笑)
学生時代は、飲食店のバイトに明け暮れ、その影響で料理するのは苦にならないのですが、今回の「自家製納豆」は、個人的にはかなりお気に入りの1品でございます!
「自家製納豆を作ったから家に遊びにおいでよ♡」
と、オネーちゃんを誘っても、なかなか連れ込むのは難しいかと思いますが、それでも「納豆」の概念が変わる美味しさだと思います!
諸説がありますが、昔のお百姓さんが、煮た大豆を藁(ワラ)に包んで保存したら納豆になっていた・・・。と言うのが始まりみたいですが、よくそこで食べてみたよな~と思ってしまいました。
よっぽど鼻の穴が詰まっていたのか、それとも変態だったのか意見が別れそうですが、昔の方の食の探究心には驚かされるばかりでございます!
納豆は、古から続く伝統食と言っても過言ではないですよね。
自分で納豆を作れば、市販の物とは全然違う美味しい納豆をべれますし、粒の大きさも好みに応じて選べますので、納豆嫌いな方にも是非、試して欲しいな~と思ってしまいます。
大豆の旨味が本当に濃いですし、嫌な納豆独特の臭いも幾分抑えられていると思います。
これからも「納豆オジサン」の称号を守りつつ、色々と「納豆菌」や「腸内細菌」あたりを勉強してみようかな~と思っております!
これからの時代は、「腸を制するもが長生きをする」と思ってますので、「納豆じいさん」になれるようモリモリネバネバと楽しみたいと思います!
※自家製パスタを作るための「パスタマシーン」のレビュー記事になります!
ピザ生地も作れますので、自家製納豆で「納豆ピザ」、「納豆パスタ」等もアリかと思います!
大豆製品ではないですが、小豆から餡子を作ってみました!
疲れた体に染み渡る甘いアンコがとても美味しかったです!