野菜の値段が高い理由と原因について
台風の塩害、大雨による災害等で、野菜の値段が上がってしまい、スーパーへ行くたびに嫌になってしまいますよね。
今年の6月頃から野菜の値段がなかなか下がらず困ってしまいますよね。
旬の野菜の値段が下がらないのは、家計を圧迫しますよね~
私は「草食男子」ではないものの、糖尿病の家系なもので、野菜を多く食べるようにしております。
貧乏性な私なもので、安くて美味しい旬のものをモリモリ食べて食費を浮かせる戦略をとっているのですが、今年は全く効果が上がらない感じです。
毎年異常気象ではありますが、今年はさらに酷い気候が続きましたよね~
今年は大雪で始まり、寒い冬だな~と思ったら一気に夏のような気候が始まりましたし、夏にいたっては日本とは思えない酷暑で散々でしたよね。
梅雨の時期は、日本各地で豪雨となり、梅雨明けしたと思ったら大型台風の襲来が重なり、災害の多い年になってますよね。
そんな苛酷な環境の影響もあって、野菜や果実が大打撃を受け、値段が高騰しております。
人間にとてっても厳しい環境ですので、繊細な野菜や果実は成長できませんよね~
今日は、家計に直結する野菜の値段が高い理由と原因に触れつつ、卵の値段について掘り下げてみたいと思います!
野菜と同様、卵も食卓には欠かせないアイテムになりますので値動きが気になりますよね。
今回、野菜や卵の値段の推移を調べていると、財布の紐が益々硬く締まってしまった感じでした・・・。
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野菜の値段の推移と高騰の原因と今後の状況について
※東京卸市場より引用
こちらは、東京の台所である「大田市場」の野菜の値段の推移表になっております。
9月の野菜の値段の卸売価額につきましては、まだ発表されておりませんでした。
しかしながら、7月と8月を比べると、どの野菜も高騰しいることがわかりますよね。
根菜類や豆科野菜類につきましては、平均額が横ばいから下落基調ですが、全体の平均を見てみると19円ほど値上がりしております。
そして、こちらの資料には、先日大きな被害をもたらした台風の影響が加味されておりません。
非常に風が強い台風でしたが、関東の海沿いの地域に「塩害」をもたらし、多くの作物が枯れてしまいました。
塩害によって、海から遠い箇所にある電柱や変電設備でも火災が頻発しましたが、風が強いと海から10km離れていても影響受けてしまうそうです。
私も家庭菜園を長いことやっていたのでアレですが、一度潮風を浴びた野菜は、塩の浸透圧の影響で表面から枯れてしまいます。
潮風を浴びてしまうと、持ち直すことは稀で、大きく野菜が育つ事はありません。
また、土壌にも塩分が含まれてしまうので、土壌改良が必要になってしまいます。
土壌の塩分を除去する薬なども売っているのですが、広大な農地ですと費用もかさみコストを売価に反映しなくてはなりませんので、野菜の値上がりの要因になってしまいます。
直近の野菜の動きを見てみると、北海道産の「だいこん」、「にんじん」の出荷が伸び始めているものの、台風の塩害被害があった千葉県、茨城県が弱い感じになっておりました。
私が住む神奈川県も「三浦大根」が有名ですが、そちらも塩害の影響が出てしまい、生育に支障をきたしているみたいです。
先日のニュースでもやってましたが、これから旬を迎えるにんじん、だいこんの出荷量が塩害によって減ってしまいますので、1月までは高値で推移すると報じられておりました。
また、異常気象により、にんじん、だいこんの作柄が全国的に不良になっているそうで、直近で安くなることはなさそうな感じでした。
寒くなると、おでんが美味しい季節になりますが、今後もだいこんの値段が下がらず、むしろ値上がりしてしまうのは痛手ですよね~
上がらないの給料と私の高感度だけですよね・・・。
なんとかなりませんかね!?
なんともなりません!
と、あちこちから聞こえてきそうな今日この頃です(笑)
また、野菜の値動きや出荷量を見ていると、北海道産がだいぶ回復してきたのには驚かされました。
過日、北海道で大きな地震があり、物流がストップし、畑なども大きな被害が出ましたが、段々と野菜類の出荷量が回復している事が分かる感じでした。
北海道は、日本の野菜生産の一大拠点ですので、そちらの生産量が回復してきたのは嬉しい限りでした!
それでも、梅雨頃から続く天候不順の影響は強く、直近で野菜の値段は下がらないと感じてしまいました。
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卵の値段が高い理由と原因について
物価の優等生と言われている「卵」ですが、残念ながらこちらも高騰しております。
野菜の値段も上がり、卵まで高値で推移しているのは、ダブルパンチですよね~
※東京卸市場より引用
こちらが、直近の卵の値動きなのですが、高い金額で推移していることがわかりますよね。
卵の値段が上がった原因も、野菜と同様に「異常気象」が理由になっているそうです。
夏の酷暑で鶏も調子が悪くなり、餌を食べず産卵が減ってしまったそうです。
何も考えていなさそうな鶏ですが、暑さで参ってしまったみたいです。
また、鶏の餌も高騰しているそうで、需要と生産のバランスが崩れ値段が高くなっております。
野菜と同様に、卵も食卓に無くてはならないものですが、こちらも暫くは高止まりで推移するものと思われます。
おでんと言ったら「たまご」が美味しい具の1つですが、残念ながら大根と一緒で値段が下がらないと思われます・・・。
また、マヨネーズ等の卵を使った加工品も、もしかすると値上げになってしまうかもしれませんよね。
数年前は、卵が10個パックで100円しなかったと記憶が残っているのですが、現在は300円前後しますからね~
差額200円あったら、お肉が買えちゃいますよね!
この200円も年間で考えたら、大きな痛手ですよね~~
こんな状況が続く中、消費税がアップすると、さらに家計を圧迫いたしますよね~・・・。
2021年に入りましても、引き続き卵の値段が高値で推移しております。
卵の値段の高騰の影響の原因は「鳥インフルエンザ」になりまして、日本各地で広がりを見せた影響により殺処分が続いたのが影響しております。
また、去年も猛暑が続き暑かったことにより、鳥の生育にも影響したことが原因になっております。
新型コロナの影響で家庭用の卵の需要が伸びたのも追い打ちをかけている状況でして、暫くは値段が下がらないと思われます。
また、食料品につきましては、消費税がアップしましても、現状の8%が適用されますので問題ないのですが、それでも他のを購入すれば税負担が増えますので、家計与える影響は大きいですよね。
消費税の「軽減税率」ついて書いた記事になります。
「食品」と「外食」で消費税率が違っております。
その点について詳しく書いてますので、良かったらご参考にしてみて下さい!
まとめ
野菜と卵の値段に密接な関係があるんだな~と思いつつ、これ以上天候不順が続かなければ良いですよね!
秋というのになかなか晴れない日が続きますが、思っている以上に異常気象の破壊力が年々増加しているのかも知れませんよね。
収穫量が減ってしまうと、農家さんの生活にも影響を与えてしまいますので、なかなか根深い感じですよね~
歴史は繰り返しますので、来年、再来年と、野菜の値段が高い状態が続くかもしれませんよね。
なんだか生き難い時代だよな~と愚痴っても始まりませんので、知恵を絞って異常気象乗り越えなければならないのかも知れませんよね。
9月に書いた野菜とお米の出来具合について書いた記事になります!
野菜の値段が高い時の対処方法について簡単に書いてますので、良かったらご参考にしてみて下さい!