- 皮革製品の傷、色褪せ補修をしてみた経緯について
- サフィールレノベイティングカラー補修クリームの詳細と補修できるカラーについて
- サフィールレノベイティングカラー補修クリームで皮革製品の傷と色褪せ補修のやり方!
- サフィールで皮革製品の傷と色褪せ補修作業の注意点について
- まとめ
皮革製品の傷、色褪せ補修をしてみた経緯について
先日、皮革製品のメンテナンス道具であるコロニル1909を購入して作業を行ったところ、バッグに小さな傷と色褪せ箇所が見つかりました。
当初、この程度の傷と色褪せなら、コロニル1909を塗れば目立たなくなるかな!?と、淡い期待があったのですが、現実は中々厳しく補修が必要な状況でした。
皮革製品は、製品の構造上や使用環境によって、どうしても傷がついてしまったり、経年劣化等で色褪せてしまう事があったりします。
皮革製品の専門店で、傷や色褪せ等の補修を行ってくれますが、料金が中々高く、また、1ヶ月程度お店に預けないといけないので、その間使えないといった不便が発生いたします。
傷と色褪せの状態からして、お店で補修するのもアレだなと~と感じ、また、新しく買い換えるには早い段階なもので、サフィールという皮革製品の補修クリームを購入し自分でやってみる事にしました!
サフィール皮革製品補修クリームは、海外ではとてもメジャーな商品になるのですが、日本ではあまり聞きませんよね!?
多分、自分で補修する方が少ないのが影響しているのかも知れませんが、サフィールを使えば、革靴は勿論の事、カバン、財布等の傷と色褪せを自分で補修できるので非常に便利な道具になります!
サフィールを1つ持っていれば、傷と色褪せが小さい段階で直せますので、お気に入りの道具の寿命を延ばせる効果がありとても経済的だと思います!
今回は、中々自分では手が出しずらい皮革製品の傷と色褪せを補修できるサフィール補修用クリームについて掘り下げてみたいと思います!
サフィールレノベイティングカラー補修クリームの詳細と補修できるカラーについて
こちらが皮革製品の傷と色褪せの補修で購入したサフィールレノベイティングカラー補修クリームになります!
写真の通り、チューブ式のクリームになってまして、こちらで25ml入っております。
サフィールレノベイティングカラー補修クリームを購入する際に重要なのが、補習する皮革製品のカラーになります。
今回、黒色の革製品の補修をしたいので、カラーはブラックの物を購入したのですが、サフィールレノベイティングカラー補修クリームは、補修する革製品のカラーによって、一番近い色の物を購入する必要があります。
黒色を始め、茶色やベージュ、藍色など、数多くの種類が発売されておりますので、補修するカラーに応じて使い分けする必要があります。
私の場合、皮革製品のカラーは、ブラック、ブラウンが多いので、補修材のカラーを色々買わなくて済みました。
色々なカラーの革製品をお持ちの方は、補修する時に面倒臭いかもしれません。
ちなみにサフィールレノベイティングカラー補修クリームは、全部で47色発売されておりますので、ほぼ全てのカラーの皮革製品の傷と色褪せ補修が出来ると思います!
サフィールレノベイティングカラー補修クリームで皮革製品の傷と色褪せ補修のやり方!
そんな感じで早速、サフィールレノベイティングカラー補修クリームを使って皮革製品の傷と色褪せ補修を自分やってみたいと思います!
サフィールレノベイティングカラー補修クリームを使っての補修のやり方は至って簡単です!
補修のやり方について簡単に書きますと、レノベイティングカラー補修クリームを傷ついた部分、色褪せした部分に塗って、約10分間乾かし、その後クロス等で5~10分程度磨けば完成になります!
ちなみにサフィールレノベイティングカラー補修クリームを使って補修できるのは、革製品の鞄、革靴、ソファー、革ジャン等の皮革製品になります!
革製品なら、カラーさえ合わせれば傷、色褪せの補修が可能です!
補修クリーム本体にも使い方が記載されてますので、忘れてしまっても大丈夫になります。
皮革製品の傷と色褪せ補修は、そうそう行う事でもないですから忘れてしまいますよね。
早速、サフィールレノベイティングカラー補修クリームを使って革製の鞄を補修したいと思います!
こちらが今回補修する革製品の鞄(ショルダーバッグ)になります!
タケオキクチのショルダーバッグになるのですが、見た目は傷もなく、色褪せていませんよね!?
ショルダーバッグの裏側も、特に目立った傷や色褪せはない状態です。
何処の補修が必要かと申しますと、カバンのベルト部分になります。
こちらが鞄のベルト部分になるのですが、細かな傷と色褪せが確認できると思います!
カバンのベルトの表側、裏側両方に傷と色褪せが目立ってしまっております。
ここまで傷が目立ってしまうと、買い換えようかしら!?と、考えてしまいますよね。
カバン本体とベルトの繋ぎ目付近になりますので、どうしても擦れて革が傷みやすい場所になりますよね。
タケオキクチのショルダーバッグを購入してから2年弱になるのですが、本体よりもベルト部分の痛みの方が早いとは思いもしませんでした。
傷んだカバンのベルト部分をよく拭いてゴミを払い、皮の傷、色褪せ部分にサフィールレノベイティングカラー補修クリームを塗ってみたいと思ます!
サフィールレノベイティングカラー補修クリームを傷んだ革の部分に塗って10分ほど放置した状態になります!
結構目立っていた革の傷と色褪せですが、シッカリと補修されているのが見て取れると思います!
いや~これなら補修したとバレませんよね!?
購入当初の色合いに戻って、サフィールレノベイティングカラー補修クリームを使って大正解でした!
同じような鞄を再購入するよりは、かなり値差がありますからね~
1回補修しただけでサフィールの購入費用をペイできるかもしれませんよね!?
サフィールで皮革製品の傷と色褪せ補修作業の注意点について
サフィールを使って補修すれば、素人が修理したようには見えないほどの完成度になりますので、かなり良い商品であることが分かるかと思います!
しかしながら、サフィールを使っての傷、色褪せ補修作業には注意点がありますので、そちらについて書いてみたいと思います!
特に注意するべき点としては、補修する革の色と、サフィールレノベイティングカラー補修クリームの色が合っていないと逆に目立ってしまいますので要注意です!
初めて使用する時は、革のカラーと補修クリームの色が馴染むかどうかを少量塗って判断する必要があります。
また、補修クリームは、塗ってから乾くまで色が移りますので要注意になります!
使い方でも記載しましたが、最低でも10分間の乾燥が必要です。
湿気が多い時期ですと、やはり乾きにくい感じでしたので、余裕をもって15分くらいは乾燥の為放置した方が賢明です!
また、塗る時にクリームを延ばす必要がありますので、出来たらクロスと綿棒があると便利だと思います。
ティッシュペーパーを使ってクリームを延ばすことも出来ますが、だいぶ吸ってしまうので微妙だと思います。
また、チューブから直接出すと量の調整が難しいので、綿棒に出してから少しずつ傷ついた部分や色を付けた所に塗った方が失敗しないと思います。
クリームを出し過ぎてしまうと、後始末が面倒ですので、少量ずつ塗り込むイメージが失敗のないやり方だと感じました。
また、サフィールクリームを垂らしてしまうと大変ですので、作業する時は、必ず下に新聞紙や段ボール等で寮生し、溢しても大丈夫なようにしてください。
同様に、服につくと色が取れなくなる可能性もありますので、作業する時は汚れても良い服装で行ってください!
手や肌についても、石鹸で直ぐに洗えば落ちますが、稀にカブレてしまう方がいるみたいですので、手袋などを装着して作業した方が安全かも知れません。
サフィールレノベイティングカラー補修クリームは、特に強い臭いはありませんが、それでも喚起しながら作業した方が良いかもしれません!
まとめ
サフィールレノベイティングカラー補修クリームを使えば、素人でも皮革製品の傷と色褪せを補修できますので、是非チャレンジしてみてください!
とにかく革製品とレノベイティングカラー補修クリームのカラーを一致させればほぼ成功と思って差し支えないと思います。
長い期間愛用していると、どうしても傷や色褪せは仕方がない部分もありますが、定期的にメンテナンスして少しでも長く使いたいものですよね!
少し良い物をシッカリメンテナンスして長く使うことに喜びを感じる私なもので、これからもサフィールは欠かせないアイテムになります。
補修・メンテナンスを考えて、購入する革製品はブラックが多いのですが、少しずつ違う色も増やしていきたいなと考えております。
コスパを考えると一色で統一した方が良いと思うものの、たまには違う色も使いたくなるのが人情ですしね。
これからも大事に使って革製品特有の経年変化を楽しめたらなと思っている今日この頃でした!
皮革製品のメンテナンス道具におすすめのコロニル1909について書いた記事になります!
サフィールレノベイティングカラー補修クリームと、コロニル1909があれば、革製品のメンテナンスはほぼ完璧だと思います!
コロニル1909を使った革製品のメンテナンスのやり方についても書いてますので、良かったら参考にしてみて下さい!
今回補修したタケオキクチのショルダーバッグについて書いた記事になります!
男性用革バッグですとポーターが有名ですが、タケオキクチのバックも機能性が高くおすすめ商品になります!