バイク用充電器を購入した経緯
ここ10年程ホンダから発売されておりますPCX(125cc)を移動の足に使っているのですが、燃費がかなり良く、お財布に優しくてかなり重宝しております!
夏場ですと、48km/Lくらいは走ってくれるので、かなり燃費が良いバイクになります!
PCXは、バイクでは珍しい「アイドリングストップ機能(停止するとエンジンが勝手に止まり、アクセルを回すと再始動します)」があるのも燃費向上に寄与していると思っているのですが、1つ問題というか困ることがあります。
それはセルスタートのみで、キックでエンジンをかけれない点になります。
これが何を意味するかと申しますと、バッテリーの充電が切れてしまうと手動でエンジンをかけることが出来ないことになります。
エンジンがかからないバイクは、重い鉄くずと一緒で、動かすのも一苦労となります。
平地ならまだしも、チョットした坂でも進むことが出来ず、舗装路上で白目泡吹きの刑になってしまいます・・・。
PCXのバッテリーは、結構強力な物を積んでいるので、簡単にバッテリーが切れてしまう事は少ないですが、それでも寒い季節や、長期間エンジンを動かさないと充電切れになってしまう事があります。
そんな時に大活躍するのがバイク用充電器になるのですが、先日エンジンのかかりが悪くなってきたと感じで充電してみました!
充電後、すこぶる快調になったので良かったのですが、今回はバイク用充電器を使ってPCXのバッテリーに充電のやり方と、充電時間などについて掘り下げてみたいと思います!
おすすめのバイク用バッテリー充電器の詳細と性能について
こちらが使い方が簡単で初心者にもおすすめしており車・バイク用のバッテリー充電器になります!
付属品がモリモリ入っておりますが、バイクを始め、車や農機具等のバッテリーの充電に使えるようになっております!
充電だけではなく、「 メンテナンス充電器」、 「修復充電器」といった性能も備わっておりまして、特に助かるのが「サルフェーション除去」と「不良バッテリー判断」だと思います!
サルフェーション除去について簡単に書きますと経年変化で弱ったバッテリー本体を再生してくる機能になります。
長年使っていると、バッテリーも充電する素材に不具合が発生してしまうのですが、それを改善し、蓄電能力を回復させてくれるのが「サルフェーション除去機能」になります。
また、充電器とバッテリーを繋げるだけで「不良バッテリー」かどうか判断してくれるのも便利な機能だと感じております。
外見だけでは判断できない不良が、時々街でたむろしていることがありますが、そんな時に欲しい機能ですよね!(?)
そしてこちらがバイク用充電器の本体になります!
充電できるバッテリーは6Vと12Vになってまして、PCXのバッテリーは12vになりますので、こちらで問題なく使うことが出来ます。
原付バイクを始め、PCX等の125cc、400cc、1,000ccのバイクも、12vのバッテリーになりますので、この充電器を使って充電することが出来ます!
バッテリーの充電時間とモードについて
色々なバッテリーを充電できますが、やはり気になるのが充電時間ですよね!
バイク用充電器の性能によって、充電時間はだいぶ違うので、購入前にかなりチェックした感じです。
充電は、早すぎても遅すぎても微妙なところがあるのですが(早すぎる充電は、バッテリーに負荷が掛かるそうです)、購入した充電器は、平均的な充電時間であると思っております。
バイクや車のバッテリーによっても充電時間は違うみたいですので、上記の表は、あくまでも充電時間の目安として使っていただけたらなと思います!
また、バッテリーの充電が、底を尽いた状態ですと、ガンガン充電することが出来ません。
こちらの充電器の方で、判断してくれるみたいですが、充電がすっからかんの状態ですと、バッテリーに負荷が掛かってしまいますので、時間をかけて少しずつ行う必要があったりします。
その場合、通常よりもかなり充電する時間が掛かってしまいますので、注意が必要になります。
PCXのバッテリーがある場所と充電器の使い方、充電時間について
そんな感じでPCXのバッテリーに充電してみたいと思います!
PCXのバッテリーの場所になりますが、メットインからアクセスしていきます。
メットインのハンドル側(写真の赤丸部分)に2つ爪がついておりますが、こちらがバッテリーのカバーになります。
意外とバッテリーがある場所を知らない方がいらっしゃるかと思いますが、知ってしまえば簡単ですし、専門の工具も必要ありませんので、自分で簡単に充電できてしまいます!
2つの爪の解除には、工具は必要ありません。
カバーを外すと、目の前にPCXのバッテリーが鎮座しております!
赤いビニールのカバーで覆われ、白文字で「田」のような物が、バッテリーのプラス端子になります。
マイナス端子は、「田」から同じ高さにあります銀色のネジの頭のようなところになります。
赤いカバーを外して、こんな感じにバッテリー充電器を挟んで接続すれば充電が開始されます。
マイナス端子につきましても、黒い洗濯バサミの様な物を挟むだけでOkになります!
PCXのバッテリーと充電器のクリップ(洗濯バサミの様な物)のアップの写真になります!
バッテリー中央にベルトの様な物がありますが、こちらを外すとバッテリー本体を抜き出すことが出来ます。
購入したバッテリー充電器は、バッテリーをバイクから外さずに充電できるタイプですので、そのままでOKなのが売りの1つになっております。
車やバイクからバッテリー本体を外したうえで充電しなければならないモデルが結構売られておりますので、取り外さなくても大丈夫な物を購入した方が作業が楽でおすすめでございます!
家庭用電源に差し込んだのち、PCXのバッテリーにクリップを接続し、充電器の「MODE」を押すと充電が開始されます。
これ以外に操作はありませんので、誰でも簡単に充電することが出来ます!
上述してます通り、充電器の方で「不良バッテリーかどうか!?」などを勝手に判断してくれますし、過電流や火花等が出来ない設計になってますので非常に安全です!
PCXのバッテリーを充電している様子になります!
メットインを開けっぱなしになりますので、なんだか不用心ですよね。
ま~金目のものは全く入っていないので「盗るなら盗りやがれー!」でございます!!
ただ、私の歪んだハートを盗んでくれる女性がいましたら何時でもウエルカムでございます♡
愛の充電も完了したとさ!!
よく分からない流れになってきましたが、バッテリーの充電が完了しますと「FUL」の表示になります。
また、FULになってから直ぐに充電器を外さなくても大丈夫な設定になっておりますので、絶えず見張っている必要はありません。
さ~充電が完了したので、元に戻したいと思います!
重複しますが、PCXのバッテリーの場所はメットインのこちらになります!
セットするだけですので、何度も言いますが充電は簡単に出来ます!
かなりコンパクトですので、PCXのメットインの中に充電器を入れておく事も出来ます!
ただ、メットを入れるスペースがなくなりますので、常に入れっぱなしにするのは現実的ではないかもですね。
私はPCXに純正のリアキャリアを積んでいるのですが、荷物の積載容量が大幅に向上するのでおすすめしております!
PCX純正リアキャリアは、自分でもセッティング出来ますし、35L以上ならフルフェイスのヘルメットも入れられますので、かなり便利でございます!
充電器を外し、バッテリーのカバーを付ければ充電作業の終了でございます!
ちなみに今回行った、PCXの充電時間は、約2.5時間でした。
バッテリーの容量が、2/3位だったのもありますが、 思いのほか充電時間が短い感じでした。
充電した後は、エンジンのかかりもかなり良くなり、ライトの光量も強くなったと感じております。
この辺の不具合が気になっているならば、早めにバッテリー充電をした方が良いかと思います!
まとめ
バイク用充電器があれば、暫く乗らずに放置しても、「セルが掛からない」時にすぐ対応できますので、心強い存在になってくれると思います!
PCXのバッテリーを新規で買うのと値段的にはあまり変わりませんし、チョクチョク充電さえすれば、バッテリーの問題で悩まされることもありませんよね!
バイク店でも充電や交換をしてくれますが、どうしてもお値段がお高めになってしまいますので、自分で出来ることは自分で行った方がお財布にも優しいですよね。
特に寒い季節になりますと、どうしてもバッテリーの自然放電が進みやすくなりますので、定期的なメンテナンスが重要だと思います。
PCXの特徴でもあります「アイドリングストップ」は、どうしてもバッテリーに負荷をかけてしまいますので、是非、バイク用充電器を使って不具合が起きないようにしたいものですよね!
同じ充電器を使って、車のバッテリーを充電した時の記事になります! バイクと同じくらい簡単に充電できますので、良かったら参考にしてみてください!
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電池が切れると、ロックが解除せず、キーが回らなくなるので定期的に交換する必要があります。
電池交換の仕方についても書いてますので、良かったら参考にしてみて下さい!
PCXリアボックスの修理について書いた記事になります。
開口制御部品の交換について詳細に書いてますので、良かったら参考にしてみてください!