- 立席特急券を利用した経緯について
- 立席特急券とは!?発売の条件は!?新幹線を安く乗る方法!?
- 立席特急券で乗車した場合、どこで立っていれば良いのか!?
- 座席が空いてる場合座る事は可能なのか!?
- 新幹線はやぶさ・はやて・こまち・かがやきの立席特急券はいくら安くなるのか!?
- まとめ
立席特急券を利用した経緯について
お盆休みの最中に、何を思ったのか急遽、東北の宮城に里帰り致しました。
まったく行くつもりもなかったのですが、アレやソレやでトントン拍子に決まった感じです。
私は神奈川県在住なのですが、運良く「神奈川県から宮城県仙台駅」までの夜行高速バスの予約ができたもので、行きはそちらを利用しました。
しかしながら、帰りは高速バスの予約が一杯で取る事ができず、どうやって神奈川へ帰ろうか悩んでしまいました。
悩んでいても始まらないので、とりあえず「新幹線」を利用して神奈川へ帰ろうと思い、仙台駅に出没してチケットの手配をする事にしました。
仙台駅に着き、新幹線の予約の状況を見ると、既に終日指定席は完売状態で、あとは自由席で座れるかどうかの運試し状態になってました。
東北・秋田新幹線の場合、「はやぶさ」、「はやて」、「こまち」、「かがやき」は全席指定席になっておりまして、そもそも自由席がないので乗ることができません。
自由席がある「やまびこ」の場合、ほぼ各駅停車の新幹線になりますので、非常に時間が掛かり、座れないとチョッと厳しい感じになります。
座れるかどうか分からない「やまびこ」に乗るのもリスキーな感じですが、今回のように全席指定の新幹線が完売の場合、「立席特急券」が発売されて利用できるようになります!
あまり聞きなれない「立席特急券」ですが、この制度を知っていると、全席指定の新幹線を少しだけ安く乗ることができますので、旅行が好きな方には「知識」として知っていると便利かな~と思います!
今日は、全席指定の新幹線である、はやぶさ・はやて・こまち・かがやきに安く乗るやり方である立席特急券について掘り下げてみたいと思います!
立席特急券とは!?発売の条件は!?新幹線を安く乗る方法!?
上述してますとおり、全席指定の新幹線であるはやぶさ・はやて・こまち・かがやきで、座席が全て完売にとなった時に発売される券が「立席特急券」になります。
指定席が全て完売になっていないと「立席特急券」は発売されませんので、注意してください。
チケットの名前のとおり、座席に座ることができず、「立って新幹線に乗る」ことができる券になります。
後述しますが、立席特急券はお値段が少し安くなるので、高額な新幹線を安く乗る1つの方法になります!
全席指定の新幹線の場合、そもそも指定席券がないと乗車できないのですが、この「立席特急券」を購入すると、乗車可能になります。
自由席の車両がないので、そのかわりに「立つ事を条件に新幹線に乗車可能」ですよ~という趣旨になります。
ですので、やまびこ等の自由席がある新幹線の場合、立席特急券が発売される事はありません。
立席特急券で乗車した場合、どこで立っていれば良いのか!?
「立席」と言っても、どこで立つのか?となりますが、基本、新幹線の車両と車両の連結部分にある「デッキ付近」で立つ事になります。
立席特急券は、緑の窓口や発券機で購入するのですが、発券されたチケットに「車両番号」が記載されますので、その車両に乗り込む形になります。
チケットに書かれた車両しか乗ることが出来ませんし、自由席のある新幹線と違って、立席特急券は、指定された時間の車両しか乗ることが出来ませんので間違わないようにして下さい!
憶測になりますが、立席の方が多くならないように、各車両に上手く分散させているのだと思います。
私が立席で使った車両には、8人ほど仲間?がいたのですが、狭いデッキで圧迫感があったものの、ぎりぎり平気な状況でした。
大きな荷物を持って立席特急券を利用すると、周りの方に迷惑になるかな~と思うものの、乗車するまでどれだけ利用者がいるか分からないので、なんともいえない感じでございます。
デッキではなく、座席のほうで立っている方もいますが、座っている方が落ち着かないと思いますので、私はいつも新幹線の連結部分のデッキで立つようにしております。
また、デッキに「ゴミ箱」があるので、利用者の邪魔にならないように注意する必要があります。
トイレも自由に利用できますが、立つのが疲れるからと言って、中で閉じこまらない様にして下さい!
便座にず~~~っと座っている輩が時々いるみたいです。
座席が空いてる場合座る事は可能なのか!?
立席特急券ですので、座席に座ることができないのですが、何かの拍子に「指定席が空席」であることがあります。
この場合、着席してもOKになりますが、予約した方が来た場合は、席を譲らなければなりません。
全席指定の新幹線が満席の場合、立席予約券の発売が開始されますので、基本、空席があるのは稀ですが、発券した後に「指定席キャンセル」をする方もいますので、時々ある現象だそうです。
ま~空席があったとしても、座るのは勇気がいりますよね(笑)
新幹線はやぶさ・はやて・こまち・かがやきの立席特急券はいくら安くなるのか!?
立席特急券を利用すると、通常の特急料金から520円ほど値引きになります。
あまり大きな金額ではないのでアレですが、どうしても満席の全席指定の新幹線に乗車した場合には一考の価値があるのではないかと思います。
全席指定の新幹線は、停車する駅が少ないので、それだけ早く目的地に着けますしね! 乗っている時間が短ければ、座れなくてもあまり苦にはならないかな~と思います。
まとめ
今回、仙台駅から立席特急券を駆使して神奈川の自宅に帰ったのですが、「はやて」に乗ることができたので、正味1時間チョッと立っているだけで済ました。
これが各駅停車であるやまびこに乗っていたならば、倍以上の時間が掛かりますし、座れるかどうかも分からないので、デメリットが大きいですよね。
本来なら、前もって座席の指定券を購入していれば、こんな事にはならなかったのですが(割引もありお徳)、急に新幹線を利用する事もありえますからね~
特に混雑が予想される時期に新幹線を利用する場合、「自由席」を狙うのもアリだと思いますが、「早く目的地に着きたい!」、「少しでも安く新幹線に乗りたい方」には、「立席特急券」の制度を知っていると重宝すると思います!
高速バスよりもお値段が高い新幹線ですが、混雑していときに、こんな制度がある事を知らない方も多いと思います。
個人的には、みどりの窓口で相談した方が早いと思いますので、指定席のキャンセルがあるかどうかを聞きつつ、立席特急券の利用を考えてみるのもありだと思います!
なんだかゴチャゴチャと書いてしまいましが、新幹線を利用したので、思った以上に早く家に帰れて良かったです。
移動時間短くするのが体の疲労にも影響しますしね。
また、機会作って、行き当たりバッタリな感じに宮城のほうへ帰りたいな~と思っております。