諏訪大社の粥占いとは!?
2021年が始動すると、妙に気になるのが長野県に鎮座する諏訪大社と、地元神奈川県に鎮座する大山阿夫利神社で行われる「筒粥神事(つつがゆしんじ)」になります。
「筒粥神事」と書くと良く分からない方もいらっしゃるかと思いますが、簡単に書きますと、「粥占い」になりまして、お粥を作って米粒の状況を見たり、腐らせてカビを発生させて、その状態を見て一年の世相や作物の豊作・凶作、自然災害は何に注意が必要なのか?を占う神事になっております。
何故、諏訪大社の粥占いが気になるかと申しますと、結構当たっていることが多く、今年一年の悪いことを予め把握できる1つのツールとして私は考えております。
「考えている」というよりは、「粥占いを信じている」の方が正解なのかも知れません。
なぜ、ここまで粥占いに対して熱い思いがあるかと申しますと、それは2011年に発生した東日本大震災になります。
2011年は珍しく年初に諏訪大社の粥占いを見たのですが(それまでは確認したりしなかったりでした)、その時の結果があまりにも印象的で、頭の片隅にず~~っと残っておりました。
結果、大きな地震が襲い、日本中が大変な事態になってしまいましたが、この事を諏訪大社の粥占いは、予言していたと自分は思っております。
その点に触れなら、今回は諏訪大社と大山阿夫利神社の粥占いの結果について掘り下げてみたいと思います!
2021年諏訪大社の粥占いの結果は!?三分五厘の意味と天から見放された年について
2011年の粥占いがどのような結果だったかと申しますと、2021年と同様「三分五厘」でした。
この「三分五厘」という内容がかなり重要でして、粥占いの中でも非常に悪いというか、最悪な結果になります。
何故、「三分五厘」が粥占いにとっては最悪の結果かと申しますと、「三行半」(みくだりはん)を意味しておりまして、まさに「最凶」として言われているものになります。
「神様からの三行半を突き付けられた状態」になりますので、その意味は非常に重いものがあると思っております。
あまりにも粥占いの結果が悪かったことから、2011年は諏訪大社の神官から「今年は要注意の年になる」と異例の警告が出たほどでした。
そんな三行半の意味を持つ「三分五厘」という占いの結果が、2021年になります。
正直、今年も好転するようなことはなく、我慢の一年になると予想しております。
ちなみに2020年の諏訪大社の粥占いの結果は、2021年と同様に「三分五厘」になります。
え~納得の結果ですよね。
言うまでもなく、2020年は新型コロナで散々な一年になりましたよね。
また、2020年については、秋以降の果物類、野菜に注意と言った占い結果も出ていたのですが、これもほぼ当たっていたといっても良いのではないでしょうか!?
長雨が続き、野菜が不作になりましたし、天候不順の影響で山の果実類の実りが悪く、ツキノワグマが人里に下りて事故が多発したのも記憶に新しいですよね。
2020年に引き続き、2021年も三分五厘と天から見放された年になりますので、疫病を始め、自然災害などに厳重な注意が必要であるとも言えます。
そして、諏訪大社の粥占いは、地元の事についても数多く占っているのですが、そちらは地元密着な話になりますので、当てはまらない部分が出てきたりします。
そのため、自分が住んでいる神社で行われている粥占いの結果についても調べてみる必要があったりします。
私の場合、神奈川県に在住しているのですが、地域でとても有名な大山阿夫利神社の粥占いの結果についても確認しております。
そんな感じで、2021年の大山阿夫利神社の粥占いの結果がこちらになります!
2021年神奈川県大山阿夫利神社の粥占いの結果について
こちらが私の地元であります大山阿夫利神社の粥占いの結果になるのですが、冒頭に記載があるとおり「みんなで注意する年」という結果になっております。
え~・・諏訪大社の粥占いと同じような世相を表す結果になっております。
大山阿夫利神社の粥占いは、歴史を辿ると300年以上前から続く神事になるのですが、付近の農家の作付け目安にもなっている由緒正しい行事になります。
諏訪大社と違う点は、粥占いの品目に「タバコ」になります。
大山の麓の地域は、タバコの生産が盛んなことがありまして、粥占いで見る品目になっております。
これは、全国的にも珍しいそうです。
この大山阿夫利神社の粥占いの作物の育成予想等は、1都11県の農業従事者である、約6,000軒に配布されるそうで、現代においても農業の1つの指標として使われております。
また、大山阿夫利神社の神官からは
年間を通じて天候は極端に悪いわけではないが、梅雨時の大雨や夏の猛暑などに気を付けたい
と説明がありました。
神奈川県在住の方は、6月~9月は要注意になりますよね。
私は暑さに弱いので、今から戦々恐々でございます・・・。
まとめ
2021年の諏訪大社の粥占いは、最悪な結果になってますので、去年に引き続き今年も油断が出来ない1年になりそうです。
粥占いは、歴史のある占いになりますが、そもそも信じない方も多いと思います。
科学的根拠が乏しい部分もありますが、個人的には粥占いの精度は無視できないものがあると思っております。
自然災害が頻発してますし、新型コロナウイルスという疫病まで発生している状況を勘案すると、粥占いは「天からの警告」として受け止める必要もあるのではないかと考えております。
災害は忘れた頃にやってきますので、新型コロナだけに気をとらわれず、何が起きても大丈夫なよう準備を着々と行っていきたいものですよね!
未来は変える事が出来ると信じて2021年を必死に生きていきたいと思います!
※2021年2月14日加筆
2021年2月13日の夜に、福島県・宮城方面で震度6強の強い地震が発生いたしました。
正に2011年を彷彿とさせる強い地震になりましたが、津波が発生しなかったのが救いでしたよね。
多くの方が怪我をし、停電、断水、崖崩れなどが多発している状況ですが、諏訪大社の粥占いが当たってしまったと思っております。
2021年は、始まったばかりですが、これからも大きな災害に備えていきたいものでよね。
2022年の諏訪大社の粥占いの結果が発表されました!
今年の結果は如何に!?
粥占いの精度と、過去の結果について書いた記事になります。
地震についても警告が出ていたのですが、そちらの的中についても触れてますので、良かったら参考にしてみて下さい!