2023年諏訪大社粥占いについて
今年も諏訪大社で行われる粥占い(筒粥神事)の時期になりましたね!
神社によって実施時期が異なるのですが、大抵は毎年1月14日夜から15日にかけて粥占い(筒粥神事)が行われるので、どんな結果になったのか気になってしまいます。
そもそも粥占い(筒粥神事)についてご存じない方も多いと思いますが、簡単に書きますと、お粥を作りその出来栄えの様子から今年1年の世相や農作物の豊凶を占う昔から続く伝統儀式になります。
精度が高い事から諏訪大社の粥占いの知名度が高いのですが、昔から日本各地で行われている神事になりますので、この時期になりますと皆様の地元の神社でも行っているところが多いと思います。
基本、地元の神社で行われている粥占いを確認する事が重要であると言われているものの、諏訪大社は歴史も古く、日本屈指のパワースポットでもありますので、個人的には粥占いの精度がとても良いと思っており毎年結果をチェックするようにしております!
そんな感じで先ほど2023年の諏訪大社粥占いの結果が出ましたので、そちらについて書いてみたいと思います!
2023年諏訪大社粥占いの結果と大凶について
2023年の諏訪大社の粥占いの結果になりますが、最悪の事に「三分五厘」となりました。
諏訪大社の粥占いについて報道している上記の記事には、
今年は3分5厘で浮き沈みの無い平らな一年という結果になった
となってまして、一見すると2023年の世相は良いのではないか?と思ってしまいますよね。
文章だけ読むと「2023年は安定した一年である!」と感じてしまいますが、私はこの内容に違和感しかありません。
何故かと申しますと、粥占いにおいて「三分五厘」は大凶になるからです。
安定どころが、2023年は日本で大災害が起きるのではないか?と感じてしまい、背筋が凍ってしまいました。
根拠としてあるのが2011年の東日本大震災になります。
その年の諏訪大社の粥占いの結果は、2023年と同様に「三分五厘」の大凶でした。
2011年は、あまりにも粥占いの結果が悪かったもので、諏訪大社から「今年は要注意の年である」と言った異例の警告があったほどでした。
そんな大凶のはずの「三分五厘」の結果にも関わらず、「浮き沈みがない平らな一年」というのは、納得できない感じです。
ちなみに粥占いにおいて、三分五厘が何故大凶になるかと申しますと、「三下り半を突き付けられた状態」を意味しております。
愛想つかされ状態(離婚届を渡された状態)の事を「三下り半」と言ったりしますが、その意味は「絶縁」と同じになります。
江戸時代の「離婚届(離縁状)」は、記載すべき文章の内容が三行半で書かれていた事が転じて「絶縁」の代名詞のように言われるようになった経緯があります。
そんな凶数である三分五厘の結果になるのに、何故、注意を促さないのか非常に不思議でございます。
裏を読んで、「地震や戦争、津波などで全て壊れて流され平らになる」と言った事なのか?と、マイナス思考モリモリな感じになってしまいました。
少なくとも私は災害(特に地震、噴火が気になります)を始め、色々な事に注意を払おうと強く思ってしまった2023年の諏訪大社の粥占いの結果でございます。
2022年と2023年の粥占いの比較について
続きましては、2022年と2023年の粥占いの比較に移りたいと思います!
ちなみに2022年(去年)の粥占いの結果は、数年ぶりに大凶(2018年から2021年の4年間)である三分五厘から解放され「三分六厘」という結果でした。
諏訪大社の方からは、
今年は上下の波が大きい印象。
御柱年となるが、今はひたすら我慢をし、気を付けて過ごしていけば運気が好転するのではないかと期待を込めた。
と言ったコメントがあったのですが、2022年を振り返ってみると、当たっているような・・・当たっていないような・・・てな感じですね(笑)
世界中を大混乱にした新型コロナウイルスは、ワクチンや薬の開発が進み、ある程度制御が出来たのが2022年だと思います。
そんな明るい話がある一方、ロシアによるウクライナの侵略戦争が勃発し、世界の経済は大混乱となり、物価の上昇を始め波乱に満ちた1年であったとも言えます。
我が国の経済においては、円安が進行し一時期150円台前後まで進んだものの、年末くらいから円高に振れ初め、130円台まで戻してましたので、確かに諏訪大社の粥占いの結果と同じく上下の波が大きいと言えた1年でしたよね。
一方、2023年は大凶である三分五厘なのに妙にサッパリしていて不気味でございます。
なにか隠しているのか?
結果があまりにも悪すぎて世間に公表できないのか?
へそ曲がりのオジサンなもので、裏の裏を読んでしまいます。
諏訪大社の粥占いの結果の通り、浮き沈みがない平らな1年であって欲しいですが、果たして・・・ですね。
2022年の諏訪大社の粥占いの結果について書いた記事になりますので、良かったら参考にしてみて下さい!
神奈川県阿夫利神社の粥占いの結果について
諏訪大社の粥占いの結果に引き続きまして、私が住む神奈川県の粥占いの結果が気になり調べてみました。
登山を趣味にしているもので、毎年、丹沢山塊に鎮座する「大山阿夫利神社」の粥占いをチェックするようにしております。
今年も1月7日に粥占いが行われまして、宮司からはこんなお言葉がありました。
春から夏の前半は安定的な気候で推移、秋から冬にかけては少し注意が必要となるが、穏やかにお過ごしいただける1年となるのではと予想している。
諏訪大社の粥占いの結果と似た感じで、神奈川県も1年間穏やかに過ごせるような感じの予想になっていて驚いてしまいました!
三分五厘って大凶どころか大吉の数字になったのかもしれませんね(笑)
大山阿夫利神社の粥占いは、世相よりも周辺の農家向けの情報発信に力を入れている印象でして、天候や農産物の出来の良し悪しの精度は結構良いと思っております。
大山阿夫利神社は「雨乞い」や「五穀豊穣」を祈願する神社になりますので、その辺の影響が有るんだろうな~っと感じております。
ちなみに神奈川県の作物の方は、平均的な実りになると言った占いの結果になっておりました。
物価の上昇が止まりませんので、大きな災害などが起きらず、実り多き1年になって欲しいです!
まとめ
2023年の粥占いの結果は、諏訪大社、地元の大山阿夫利神社共に似た様な感じになっておりました。
占いは「当たるも八卦当たらぬも八卦」になりますので、これだけで全てを判断するのは危険だと思いますが、それでも1つの指針と言うか、気を付けるべきことを事前に知っておくのはとても重要であると思っております。
粥占いの通り、浮き沈みが少ない安定した1年になって欲しいですよね!
ただ、三分五厘は良い数字ではない!てな事は頭の片隅に入れつつ、引き続き自然災害などに注意を払って生活していきましょう!
2024年諏訪大社の粥占いの結果が発表されました!
こちらの記事で詳しく解説してますので、興味のある方は、参考にしてみてください!
諏訪大社の粥占いの精度や、長野で起きた地震について書いた記事になります!
占いは、当たるも八卦当たらぬも八卦になりますが、それでも常日頃から災害の備えが重要ですよね!