２０２４年諏訪大社粥占いについて
今年も諏訪大社で行われる「筒粥神事（粥占い）」の時期になりましたね！
今年の世相を判断する１つの目安として毎年諏訪大社の筒粥神事をチェックしているのですが、先程２０２４年の結果が発表されました。
神社によって筒粥神事の実施時期が異なるのですが、日本有数のパワースポットで有名かつ粥占いの精度が高いといわれている諏訪大社では、毎年１月１４日夜から１５日の朝にかけて行われるので、どんな結果になったのか数日前から気になっておりました。
やはり新年早々大きな地震があれば、２０２４年は大丈夫なのか気になってしまいますよね。
そもそも粥占い（筒粥神事）という言葉自体初めて聞かれる方も多いと思いますが、簡単に書きますと、お粥を作ってその出来栄えの様子から今年１年の世相や農作物の豊凶を占う伝統儀式になります。
粥占いのやり方になりますが、神社の神職が白米と小豆を水を入れた釜に長さ２０ｃｍ前後のヨシの茎を４４本束ねた物と一緒に一晩炊いてヨシの茎に入った粥の状態を見て今年の世相と４３種類の農作物の出来映えを占う神事になっております。
粥を腐らせてカビの入り方で今年の世相と農作物の出来栄えを占うやり方もあるみたいですが、諏訪大社の場合は、上述のやり方になっております。
そんな粥占いは、日本各地の神社等で行われているのですが、その中でも精度が高い事で有名な諏訪大社の粥占いは、注目度がとても高く、私と同じく地元でない方もチェックしている方が多いと思います。
粥占いは、基本、地元の神社で行われている結果を確認する事が重要であると言われているのですが、私の場合は諏訪大社と地元の大山阿夫利神社の結果をチェックして頭の片隅に置くようにしております！
そんな感じで先ほど２０２４年の諏訪大社粥占いの結果が出ましたので、そちらについて私見を交えながら書いてみたいと思います！
２０２４年諏訪大社粥占いの結果と大凶について
結論から先にかきますと、２０２４年の結果は「３分６厘」になりました！
ちなみに去年（２０２３年）の諏訪大社の粥占いの結果は「３分５厘」でしたので、比較すると１厘上昇となりました！
２０２４年の「３分６厘」の結果が、どんなものか分からない方も多いと思いますが、長年の傾向を見ていると、「やや悪い（凶）」な感じになるかと思います。
２０２３年の「３分５厘」は「悪い（大凶）」になりますので、若干改善はしたものの、まだまだ油断ならない状況かな～っと私は推測しております。
この世相の結果から、諏訪大社の神職からは、
「新年早々、能登半島で大地震があったが、今後は穏やかな年になる」
テレビ信州より引用
と発言がありましたが、「今後は穏やかな年になる」という部分は簡単に鵜呑みにできないのではないかな～っと思ってしまいました。
何故、鵜呑みに出来ないかの理由については後述したいと思いますが、諏訪大社周辺の農作物の出来栄えの方は、エンドウやトウキビ（トウモロコシ）など去年より３種類多い８種類が最高に良いといった結果でしたので、今年の食卓に彩りが増え、価格が安くてニヤニヤが止まらない奥様達が増加するかも知れません！
２０２３年と２０２４年の粥占いの比較について
続きましては、２０２３年と２０２４年の諏訪大社の粥占いの比較に移りたいと思います！
ちなみに２０２３年（去年）の粥占いの結果は、繰り返しになりますが、２年ぶりに大凶である「３分５厘」という結果でした。
２０２３年の諏訪大社の粥占いの結果についての神職のコメントでは「平らな一年になる」っといった発言があったのですが、この内容に私は違和感しかありませんでした。
何故かと申しますと、粥占いにおいて「３分５厘」は大凶になることを知っていたのと、過去の事例から「地震があるのではないかな～」っと思っておりました。
我が国は、地震大国になりますので、「近い将来地震が起こる！」と言えば、遠からず近からず当たるので、それを「占い」や「予言」とするのはナンセンスだと思っているのですが、２０１１年の東日本大震災の事を思い出すと、２０２３年は無事では済まないだろうなと思っておりました。
何故、２０１１年の東日本大震災が関係するのかと申しますと、その年の諏訪大社の粥占いの結果が、２０２３年と同じ「３分５厘」の大凶だったからになります。
大地震があった２０１１年が「３分５厘」の大凶、２０２３年も同じ大凶だったので、大晦日を無事に過ごせて「良かった！」っと思っていたのも束の間、翌１月１日に起きた能登半島地震に驚き、もしかしたらこの事を指していたのかと勘繰ってしまいました。
１日ズレたので微妙な所にはなりますが、大凶だった２０２３年と比較すると、今年は若干良くなる結果になりましたが、引き続き災害（特に地震、噴火が気になります）を始め、色々な事に注意を払おうと強く思ってしまった２０２４年の諏訪大社の粥占いの結果でございます。
２０２３年の諏訪大社の粥占いの結果について書いた記事になります。
なぜ、３分５厘が大凶なのか！？についても触れてますので、良かったら参考にしてみて下さい！
神奈川県阿夫利神社の粥占いの結果について
諏訪大社の粥占いの結果に引き続きまして、私が住む神奈川県の粥占いの結果が気になり調べてみました。
家からもそこそこ近く、登山を趣味にしているもので、毎年、丹沢山塊に鎮座する「大山阿夫利神社」の粥占いをチェックするようにしております。
２０２４年も１月７日に粥占いが行われまして、宮司からはこんなお言葉がありました。
「田植えの頃から秋口にかけては順調な天候の推移が見込まれるが春先はやや注意が必要。年始の災害や事故など人智の及ばぬこともあるが、何事も諸準備を怠ることなく備えをもってそれぞれの道を進んでいただきたい」
タウンニュースより引用
大山阿夫利神社の粥占いの結果からしますと、春頃は天候に注意が必要であることが分かりますよね。
春の嵐が襲来しなければよいな～っと思いつつ、「何事も諸準備を怠ることなく備えをもって」ってところが特に重要だなと感じました！
災害はいつ何時発生するか分かりませんので、日頃から防災に対して意識を高め、備えておくことが自分や家族を守るうえでも大事なことですよね。
神奈川県に住む私にとっては、首都直下型地震をはじめ、東海地震や南海トラフ地震の影響をモロにうけてしまいますので、いつも以上に地震などの災害に備えたいと考えております！
まとめ
２０２４年の粥占いの結果は、諏訪大社、地元の大山阿夫利神社では少し違う結果になりましたが、それでも「あまり良い内容」ではないので、引き続き災害などに注意が必要だなと感じました。
昔から占いは「当たるも八卦当たらぬも八卦」になりますので、粥占いだけで判断するのは難しいですが、それでも注意すべき点が事前に分かれば対策の打ちようがありますよね。
大凶だった去年よりも穏やかな年になって欲しいと願うばかりですが、皆様も十分注意して、１日を大事に生きていきましょう！
諏訪大社の粥占いの精度や、過去に起きた長野の地震について書いた記事になります！
常日頃から災害の備えが重要ですよね！
