部屋の防音対策に防音シート、防音材を購入した経緯について
4月から新生活を開始されている方も多いと思いますが、賃貸に引越すと気になるのが近隣住人から聞こえる騒音かと思います。
一戸建てですと、それほど騒音は気にならないかと思いますが、賃貸マンションやアパートですと、そ~はいかないですよね。
賃貸物件は、基本、安普請ですので、夏は暑く冬は寒かったりしますし、建屋自体の防音性能が弱かったりします。
建物の防音性能は、こんな感じでよくなるそうです。
木造→軽量鉄骨造り→鉄筋コンクリート造り
私は賃貸物件での生活が長いのですが、やはり鉄筋コンクリート造りの物件は、騒音(生活音)がかなり聞こえにくいと感じておりまして、木造と軽量鉄骨造りはほぼ同じくらいよく聞こえると思っております。
現在の住まいは、社宅なもので、家賃がほぼないので文句は言えないのですが、それでも近隣の生活音が気になりまして、トラブルに発展したこともありました。
近々まで住んでいた方は、それなりに生活音に配慮してくださっていたのですが、今年の3月に引っ越してきた方が非常に煩く、「こりゃ~寝られん!」っとなり、自分でできる防音対策を行うことに致しました。
部屋の防音対策グッズについて調べてみると、色々なアイテムが発売されていて驚いてしまいました。
きっと、私みたいに近隣の生活音に悩まされている方が多いんだろうな~っと推測してしまったのですが、色々と調べてみた結果、防音シートと防音材のダブル使いが良さそうなので、物は試しと購入してみることに致しました!
今回は、部屋の防音対策で購入した、防音シートと防音材について掘り下げてみたいと思います!
簡単に施工できるのか?っと気になる方も多いと思いますので、非常に簡単ですので、防音シートと防音材の設置の仕方についても触れていきたいと思います!
部屋の防音対策で購入した防音シート、防音材の詳細について
部屋の防音対策として3つのアイテムが必要になるのですが、まず1つめに購入したのが、こちらの両面テープになります!
普通の両面テープでは、防音シート、防音材の貼り付けが難しいみたいで、こちらの商品を購入しました。
100均でも両面テープは売っていますので、そちらと比較すると割高ですが、「安物買いの銭失い」を避けるため、防音材のファストラボの日本製両面テープを選びました!
15mmで20mの長さになるのですが、6畳部屋なら十分だと思います!
そして防音対策の肝になるのが、防音材になるのですが、今回はこちらを購入しました!
YOPINから発売されております部屋の防音対策に必須な防音材(吸音材)になります!
12枚入った物を2つ(計24枚)購入したのですが、6畳部屋の防音対策をするには全然足りない感じでした。
防音材の厚さになるのですが、約1cmほどになります。
かなり目が詰まった感じのシートになっているのですが、重さは全然ありません。
防音材のサイズ感になりますが、参考として350mlのペットボトルを置いてみました。
30cm×30cmになりますので、部屋に貼りやすいサイズ感だと思います。
そして防音材だけでは事が足りないので、一緒に購入したのがこちらの防音シートになります。
防音材と同じメーカーが良いと思い、YOPINから発売されている防音シートを購入しました。
こちらもサイズの様は、縦幅30cm、横幅30cmですので、防音材と同じ大きさになります。
防音シートの様子になるのですが、かなりペラペラしているのですが、重さがありましてビックリしました。
例のごとく、350mlのペットボトルでサイズ感を演出してみました(笑)
この比較は要らないかな~っと思いつつ、そのまま載せておきます!
こちらが防音シートの説明書になりまして、記載の通り製品からゴム臭がします。
説明の所通り、部屋に広げて1週間ほど放置する事にしました。
商品によってばらつきがあるみたいですが、結構ゴム臭が強く、結局10日ほど野ざらしにして様子を見る事に致しました。
何とも言えない絵になっておりますが、こんな感じにして風を当てていると、嫌なゴム臭も和らいできました。
臭いも取れてきたので、早速、防音シート、防音材を部屋に設置したいと思います!
防音シート、防音材の設置の仕方について
防音材、防音シートを購入すると、設置の仕方が記載された説明書が添付されてきます。
設置の仕方としますと、虫ピンで固定するか、接着剤、両面テープの3パターンがあります。
購入す売ると付属してくる虫ピンになります。
画鋲もついてきました。
そんな感じでこちらが非常に煩い場所になります。
下の階の人が写真に写っていない裏側の引戸を締めと、「ドスン!!」という、何とも言えない重低音の大きな音を奏でてくれます。
もう少しと静かに閉めて頂けると助かるのですが、常識のない人に何を言っても伝わらんでしょうね。
煩い壁に防音材と防音シートをこんな感じに固定していきます。
2つで1つな仕様になりますので、どちらか1つだけですと防音性能がかなり低下してしまいます。
防音シートと防音材の厚さはそれほどではないので、壁には虫ピンで固定したいと思います!
虫ピンで固定したよう様子になります!
特に煩いドア側は2枚使用(防音シート2枚、防音材2枚)にして、念には念を入れました(笑)
賃貸物件の場合、壁に穴をあけるとペナルティーが発生する恐れがありますが、虫ピン(画鋲)で固定する分には問題ありません。
賃貸借契の時に特約などであったとしても、無効になりますので大丈夫です。
しかしながら、ドアや引戸の場合は虫ピンで固定すると穴が目立ち引越す際に敷金から相殺されてしまう恐れがあるので、そちらの防音対策には両面テープが必要になってきます。
こんな感じに防音シートの裏側に購入した両面テープを貼り付けてドアに固定したいと思います!
サイズが少し足りませんでしたが、防音シート、防音材はカッターを使って切ることが出来ますので、時間がある時に微調整したいと考えております。
部屋の防音対策に要した時間は、約1時間になります。
思ったほど時間が掛からず良かったです!!
防音シートは黒色ですが、防音材は白色なので、目の邪魔になりませんよね!
防音効果と一緒に保温力もあるので、冬の寒さ対策にも有効になります!
防音シート、防音材の効果について
気になるのが設置した防音シート、防音材の防音効果ですよね!
残念ながら、気になる下の階の生活音を無音にすることはできませんでした。
騒音機器で計測した訳ではないので、あくまでも私の主観になりますが、今までの生活音を「10」とすると、防音シート、防音材を設置したことにより「8」くらいまで下げる事が出来ました。
感覚的には「若干、音が小さくなった」くらいですので、過度な期待は禁物になります。
引き戸が壁にぶつかる音になりますので、振動が結構強烈なのも影響しているのかな~っと思っております。
しかしながら、もう少し部屋の中に防音シート、防音材を増やせば、「7」位まで生活音を防音できるかも!?っと思ってまして、どこかのタイミングで追加発注しようと考えております。
まとめ
あまり防音には至らないような書き方になっておりますが、それでも「少しでも良いので防音したい!」っといったかたのニーズには当てはまる商品だと感じました。
何もやらないよりは絶対に良いので、防音性能が悪い物件にお住まいの方は、一考の価値があるかと思います!
防音シート、防音材につきましては、それほど高額な買い物ではありませんので、日頃のストレスを勘案すれば決して高い投資ではないなと感じております。
騒音の悩みを放置しておくと、精神的にも肉体的にもよろしくないので、自分で出来る対策を行いつつ、我慢できない時は引っ越しを考えるのが一番だと思います!
家賃を払っているのに安心して住めない居住空間を提供するのは問題だと思いますので、騒音対策については、ある程度の規制を設けて欲しいですよね!
下の階の騒音トラブルについて書いた記事になります!
実際に私が行った騒音対策や、苦情の伝え方についても書いてますので、良かったら参考にしてみてください!