自由気ままにアンザイレン 

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大動脈瘤破裂と先輩の死に思うこと。人生とは何なんだろう。

病院ベット

 

 

 

大動脈瘤破裂と先輩の死について

 

数日前に「大動脈瘤破裂」で親しくしていた先輩が亡くなりました。

 

ほんの数ヵ月前までは元気モリモリだっただけに、いまだに信じることができません。

 

「早期退職」をし、神奈川県から生まれ育った田舎に引越し、さ~これから!と言うときに病に倒れ志半ばでの最後でした。

 

田舎の両親と一緒に暮らすことを楽しみにしていたんですが・・・。

 

在宅中、体調不良を奥さんに訴え、すぐに救急車で病院に運ばれたみたいですが、あっという間に意識がなくなりほぼ即死状態だったそうです。

 

 

「長く苦しまなかっただけ・・・。」

 

 

と、奥さんは仰っていたみたいですが、その心中を察すると・・・。

 

先輩には大変お世話になっただけに、お通夜・お葬式に行きたかったんですが、とても離れた場所に引越した関係で行くことができず・・・。

 

お葬式の当日にお亡くなりになった事実を知ったんですが、とても寂しく悲しい1日でした。

 

私は山登りが趣味なんですが、生活が落ち着いたら山登りを兼ねて先輩宅へお邪魔しますと約束していただけに言葉になりません。

 

ギャンブルが大好きで、何を喋っているか分からないほど活舌が悪い先輩だったんですが、「仕事だけの人生」と呼んで差し支えないほど会社に入り浸って仕事をしておりました。

 

夜中になると仕事の息抜きで朝まで麻雀をやったり(既に息抜きではない)、たまの休日は大井競馬場へ行っては、「馬面」になりながら奇声を発しいていた先輩でした。

 

とても豪快な方で、色々と私の面倒を見てくれたりしてお礼を何度言っても足りないような方でした。

 

私は、「損得」を考えて行動してしまう節があるんですが、その先輩は全くと言うほどなかったです。

 

有ったのかも知れませんが、それを感じさせない方でした。

 

なんだか書いていると悲しくなってしまいますね。

 

何故、人間と言うのは生まれそして死ぬんでしょうかね。

 

それが分からぬまま死んでいくんでしょうね。

 

輪廻転生があるのか分かりませんが、出来たら先輩と同じ時代に私も生まれ変わりたいなと思っております。

 

大動脈瘤破裂の原因と突然死について

 

先輩の命を一瞬に奪った「大動脈瘤破裂」ですが、誰にでも起こりうる病気です。

 

先輩の死を無駄にしないためにも、私も気を付けないとなと思っている今日この頃です。

 

大変気になったので、ここ数日は「大動脈瘤破裂による突然死」が気になり、色々と調べておりました。

 

折角なんで、追悼の意味も込めて自分なりに纏めてみたいと思います。

 

 

まずは大動脈ですが、こちらはご存知の方も多いと思います。

 

心臓から押し出された血液を運ぶパイプの役目を担っているのが「大動脈」です。

大動脈も血管ですので、加齢や色々な因子によって脆くなったり血流を塞いだりしてしまいますが、今回の場合は「大動脈がこぶ状に膨らみそれが破裂した」症状になります。

 

イメージ的には「風船に空気(血液)を入れすぎて破裂してしまった。」と、似ているかと思われます。

 

何故、血管がコブ状に膨らむのか!?になりますが、色々と原因があるそうです。

 

主な原因になるのが「動脈硬化」だそうです。

 

高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満・喫煙等が動脈硬化の原因になることが有名ですよね。

 

1つでも該当すると大動脈瘤の発生確率が上がるみたいです。

 

逆に言えば、この原因に該当し無ければある程度予防できる病気でもあるといえます。
 
また、遺伝的な要因もあるみたいなので、家族に大動脈瘤をお持ちの方がいるならば注意したい病気になります。

 

そ~は言っても、何を気を付ければよいんだ!?って感じですが、よく言われている通り「運動」、「減塩」、「減油」、「禁煙」、「ストレス」、「酒」、「偏食」に気を掛けることになります。

 

血管に負担が掛からないように、「高血圧」にも注意を払わないといけませんし、私みたいに不摂生な生活をするのは論外でございます!!

 

人間ドックの限界と大動脈瘤破裂の生存率について

 

そして、気になる点としては、先輩は毎年人間ドックで検診を受けておりました。

 

素人の意見になってしまいますが、何であんな高いお金を払って検診しているのに、こんな重大な病を見つけることができないんだ!?と、思ってしまいます。

 

やはり、人間ドックだけですと、体の細部まで診察できませんので、これが限界なのかも知れませんよね。

 

また、大動脈瘤は、自覚症状がない場合も多いそうで、あったとしても「背中が痛い」、「お腹痛い」等で、中々そこに病が隠れていると気づきにくいみたいです。

 

そして、大動脈瘤が破裂した場合の救命率は10~20%と言われています。

 

「瘤」が何かの拍子で破けてしまうと、大量の血液が流れる大動脈ですので、かなり厳しい結果になってしまいます。

 

最悪、大動脈瘤破裂と共に「即死」してしまう方が非常に多いのが1つの特徴みたいです。

 

ただ、大動脈瘤が破ける前に処置さえすれば、かなりの確率で助かることができる病でもあります。

 

一般検診や人間ドックでも見つかる事があるみたいなんで「人間ドックは無意味」とは言いませんが、それでも限界があるんだろうな~と改めて知った感じです。

 

60代以降から多く発症する病気ですので、がん検診と合わせて「大動脈瘤がないか」を調べ早期発見・早期治療が大事ですよね。

 

あまりにも急に逝ってしまったので、ご家族もそうでしょうけど、私も直ぐに受け入れることが出来ませんでした。

 

 

「湿気たツラをするんじゃない。なんか面白い話はないんか!?」

 

 

と、よく注意されたのが今では懐かしいです。

 

まとめ

 

少し歳が離れた先輩でしたが、今はご冥福をお祈りし、お墓参りに行きたいと強く思っている所です。

 

最後にお酒を一緒に飲んだのは何時だったかな~~

 

また会いたかったですし、色々話したかったです。

 

このポッカリと空いた虚しさは何なんでしょうかね。

 

人生とは何なんだろ。

 

なんだか哲学の分野になってきましたので今日はこの辺で。

 

精神が安定してないのか、感情的な文章になってしまい申し訳ございません。