コロナ禍で人間ドックを受診した経緯
最近(2020年9月)、毎年恒例の人間ドックを受診してきました。
コロナ禍の真っ只中ではありますが、自分の健康は自分で確認しなければいけませんよね。
当初、新型コロナの影響もあって、人間ドックの受診をためらっておりました。
歯の調子もあまり良くないので、年に2回ほど定期検診を受けているのですが、そちらはもコロナ禍ということもあって、受診を延期しておりました。
数ヶ月ほど延期していたのですが、こんな時に限って銀歯(詰め物)がとれてしまい、結局受診したのですが、その時の歯科医院のコロナ対応が素晴らしく、人間ドックを受診しても大丈夫だろうな~と感じました。
また、経過観察中の良性腫瘍があるもので、コロナ禍とはいえ念のため人間ドックを受診した方が良いかな~と思ったのも大きな要因になります。
非常に感染力が強い新型コロナウイルスですので、人間ドックを受診して感染したら嫌だよな~と考えている方も多いと思います。
今回は、先日受診した人間ドックの様子について書いてみたいと思います。
特に病院側が行っている新型コロナウイルスの感染予防について触れていきたいと思います!
人間ドックを受けた病院の新型コロナウイルス感染予防の対策と注意点について
人間ドックを受けた病院は、毎日大混雑しているかなり大きな拠点病院になります。
そこの病院で人間ドックを受けるようになってから7年くらい経つのですが、肝臓に良性腫瘍(肝血管腫)が見つかったり、食道と胃の境にある噴門に「ヘルニア」が見つかったりと、それなりに意味のある受診になりました。
結果、経過観察した方が良いとのことでほぼ毎年人間ドックを受診しているのですが、例年かなりの人数が受けるので時間が掛かり、1日仕事な感じでした。
しかしながら、今回はコロナ禍の中での人間ドックになりますので、病院側の方も感染予防対策に力を入れておりまして、例年とは違った感じの1日になりました。
まず、大きき違った点は「来院者数の大幅な減少」になります。
現在、人間ドックを受診した病院では、新型コロナウイルス対策として「入院患者へのお見舞いの禁止」を行っておりました。
緊急事態ではない限り、お見舞いが出来ませんので、病院内の人の数が顕著に少なくなっておりました。
また、人間ドックを受診するにあたり、病院が行っていた新型コロナウイルス感染予防対策について羅列すると、こんな感じになっております!
- マスク着用の徹底(マスクがないと受診できないそうです)
- 人間ドック健診センターに入る前に検温・10秒間の手洗い・アルコール消毒
- 受診者の人数制限(おおよそ半分くらいに減らしていると思われます)
- 検診時間に遅刻すると受診できません(人数制限のためと思われます)
- 室内の喚起の徹底(扇風機・サーキュレーターの使用)
- 受診者で混雑しないように分散検診
- 距離の徹底やアクリル板を使ったり正面で先生と対話しないよう座る場所の指示
- 検診が終わるごとに医療機器のアルコール消毒の徹底
- 肺気量測定の中止(息を吹きかけて肺機能を確かめる)
- 内視鏡検査は人数を減らして実施
これ以外にも、待合席の数を減らしたり、水飲み場、TVなどの一部撤去や、こまな感染対策が随所に行われておりました。
また、人間ドックを受診する上での注意点ですが、病院から事前にこのような案内が届きました。
新型コロナウイルス感染予防対策としては、既に当たり前のことになりますが、記載内意用の徹底を求められた感じです。
コロナ禍の前からそうでしたが、体調が悪いときは人間ドックの受診はできませんので、検診日まで体調を整えておくことも重要です。
また、人間ドック受診中の注意点の1つですが、女性の場合、例年よりも寒く感じかもしれません。
上述したように、健診センター内は、喚起で扇風機、サーキュレーターを多用してますので、風があたるので冷えを感じるかもしれません。
私はいつも裸足にスリッパで受診するのですが、今回は足元が冷えてしまいました。
寒がりの方は、靴下をはいて検診できますので、例年よりも少し厚着をした方が良いかもしれません。
病院の対応でコロナの感染は大丈夫か?
基本、人間ドックの受診者は、40歳以上の方になりますので、新型コロナウイルスに感染すると重篤化しやすい年代が多く集まるともいえます。
それについては、病院側も痛いほどよくわかっておりますので、出来る限りの感染予防の対応をしていることが、実際に受診して良くわかりました。
しかしながら、目に見えないウイルスですし、感染力が非常に強い訳ですので、病院の対応も限界があるかと思います。
特に厄介なのが、コロナに感染していても無症状者が多くいる点ですよね。
無症状ですと、自分がコロナに感染していると気づきにくいですので、いつの間にか感染拡大の原因になってしまっていることも考えられます。
あくまでも個人的な見解ですが、気になる症状や、経過観察などがない場合は、新型コロナウイルスが終息するまで人間ドックを受診するのは控えた方が良いかもしれません。
ただ、人間ドックの受診を控えると、早期発見・早期治療が有効な病気を見つける機会が減ってしまうことを意味しますので、そちらも加味したうえで総合的に判断が必要ですよね。
色々と病院の方で感染対策は行われておりますが、リスクが0な訳ではありませんので、自分自身や家族などの諸事情を考慮したうえで、人間ドックの受診をするかどうかを決める必要がありますよね!
また、バリウム検査が苦手な方は、内視鏡による胃カメラ検査を受ける方が多いと思います。
胃カメラにつきましても、飛沫対策をシッカリ行ったうえで検査をしますので、新型コロナウイスの感染確率はだいぶ低くなると思います。
嗚咽が酷い検査している先生や技師さんへ感染してしまうリスクがありますので、口元にケースを付けて飛沫が飛ばないようにし、そのうえで内視鏡を挿入している病院も多いそうです。
私が人間ドックを受診した時も内視鏡検査の方がいたのですが、去年と人数を比べると2/3くらいでしたので、人数を絞ったうえで行っていると思われます。
人間ドック後の食事のコロナ対応について
人間ドックの受診といえば、食事がセットになっていることが多いと思います。
私が受けている人間ドックにも食事がセットになっているプランになってまして、結構豪華な内容ながら無料で食べることが出来ます。
日頃「貧乏セット」ばかり食べいるもので、ここぞとばかりに食事をモリモリ食べて少しでも人間ドックの費用の元を取ろうと頑張っている誰かさんでございます(笑)
ドリンクバーもセットになっているので、ついつい飲みすぎてしまうのですが、ここで気になるのが、やはり新型コロナウイルス感染予防対策ですよね。
コロナ禍によって、多くの方が外食を控えていると思われますが、人間ドックの食事の方も大丈夫からし?と、気になっている方も多いと思います。
実は、私もコロナ対策がどのようにされているか気になっておりましたので、そちらについて触れたいと思います!
まず、食堂の利用人数が制限されておりました。
通常、人間ドック受診者、一般の利用者(お見舞いの方等)、病院関係者の方食堂を利用していたのですが、コロナ禍ということもあって、当面の間は病院関係者の利用が一部制限されておりました。
具体的に書きますと、食堂を利用できる時間が、お昼時から少しずれているのと、「利用しないように」といったような内容の張り紙がありました。
医療従事者の方は、免疫力が落ちた病気の方と接するわけですので、極力、外部の方と接触を避け、お互いウイルスを持ち込ませないための対応かと思われます。
また、食堂の座席数が大幅に減らされておりまして、二人掛けの机に一人のみ使用できる状態になっておりました。
写真のように、座る席の方向も一定になってまして、向かい合ないように配慮されておりました。
店員さんもフェイスシールドとマスクを装着し、万全の備えでしたので、それなりに感染予防対策を行っている印象でした。
しかし、ドリンクバーなどは、飛沫のついたコップが機器に触れる恐れもありますが、それほど頻繁に消毒をしているような感じではありませんでした。
新型コロナウイルスの感染を考えるなら、ドリンクバーの使用は避け、短時間で食事を切り上げた方が良いのかもしれません。
ちなみにこちらが人間ドック後に食べた食事の内容になります!
普通で食べると1,000円位になるのですが、ドリンクバーが付いて無料(人間ドックの料金に含まれている)になります。
コロナ禍の前までは、メニューも豊富だったのですが、人間ドックの受診者数の減少等もあってか、半分以下に減っておりました。
食事の利用者が減れば、メニューを減らして在庫調整しないと商売に影響しちゃいますしね。
この新型コロナウイルスは、本当に色々な方面で深刻な影響をもたらせているよな~と、改めて感じてしまいました。
まとめ
今回、コロナ禍の中ではありますが、人間ドックを実際に受診して感じたことを書いてみましたが、色々と考えさせられてしまいました。
今後、新型コロナウイルスもそうですが、インフルエンザの季節に到来にもなりますので、医療従事者の負担はさらに増加してしまいますよね。
少しでも負担を減らすためにも、自分の健康には十分留意して、病院で診てもらう回数を減らすことが有効になりますよね。
健康は1日にしてならずといいますので、これからも体調には十分注意して、仕事やプライベートを充実させたいなと考えております!
人間ドックで受診した「胃カメラ」について書いた記事になります!
バリウム検査が苦手な方は、胃カメラ検査の方が負担が少なくて良いかもしれません。
胃カメラ検査も一長一短があるそうなので、メリット・デメリットを考慮したうえで検査を考えてみてください!
人間ドックの検査の流れについて詳細に書いた記事になります!
初めて人間ドックを受診する方におすすめの記事になります!!