小諸城址懐古園の紅葉と見頃の時期について
小諸城址懐古園の紅葉が見頃を迎えたとニュースで見たもので、久しぶりに訪れてみる事に致しました!
新型コロナウイルスがだいぶ落ち着いたのも1つの要因になるのですが、昔から小諸市や上田市周辺が好きなもので、チョコチョコと訪れていた感じです。
上田と聞くと、やはり六文銭の旗印で有名な真田一族(真田昌幸、幸村)や少し離れてますが居城であった岩櫃城もあったりと、好きな方にとっては聖地と言っても過言ではない地域になります。
そんな上田市からも小諸市は近いもので、セットで出かけることが多いのですが、11月上旬ごろになりますと、紅葉が見頃を迎え非常に美しい景色を見せてくれたりします。
そんな中で一際紅葉が美しいとされているのが今回出没しました小諸城址懐古園になります。
懐古園と書いて「かいこえん」と読むのですが、小諸城址は「日本の100名城」、「日本さくら名所100選」にも選ばれている名所になっております。
随分昔に小諸城址懐古園の桜については鑑賞済みなのですが、確かに「日本さくら名所100選」に選ばれるだけある素晴らしいロケーションになるのですが、紅葉の方も負け時劣らずな感じになります!
今回は、紅葉の名所でもある小諸城址懐古園について掘り下げてみたいと思います!
特に訪れる時に気になるのが駐車場や散策料金(入場料)、混雑具合だと思いますので、その辺についても触れていきたいと思います!
小諸城址懐古園の駐車場と駐車料金、散策料金、混雑について
こちらが今回訪れた小諸城址懐古園周辺の地図になります。
地図の通り、小諸城址懐古園周辺には駐車場が整備されておりまして、一番近い所にあるのが「懐古園駐車場」になります。
こちらが懐古園駐車場になりまして、駐車料金は500円になります。
既に紅葉が美しい感じはありますが、懐古園駐車場は一番近くにあることもあって、非情に混雑します。
今回訪れた時も駐車場待ちの車で渋滞している感じで、桜や紅葉の時期は、相当早く行かないと駐車できないと思います。
そこでおすすめなのが市営駐車場になります。
小諸駅のロータリー側(小諸城址懐古園の反対側)に市営駐車場が幾つか整備されているのですが、こちらの駐車場が穴場になってまして、2時間までは駐車料金が無料になっております。
それ以降は1時間100円で駐車できますので、かなりゆっくりと小諸城址懐古園を楽しむことが出来たりします。
私は地図に記載した市営駐車場1に駐車するようにしているのですが、こちらは24時間駐車でき、小諸市役所が目印になるので、何かと重宝しております。
市営駐車場から小諸城址懐古園までは距離にして1km弱、歩いて15分ほど掛かってしまうのですが、混雑が激しい駐車場が空くまで待つことを考えると苦にならない感じです。
小諸駅のメイン通りを歩きますので、名物のお蕎麦屋さんに立ち寄ったり、お土産などの購入にも便利だったりします。
そして懐古園の散策料金(入場料)は、現在減免されてました通常300円のところ200円になっております。
これには訳がありまして、現在、小諸城址内に併設されております動物園が改装のため見学することが出来なくなっているのが要因になります。
こちらが小諸市動物園になるのですが、写真の通り令和4年4月30日まで臨時休業しております。
その分、100円ほど散策料金が安くなっておりますので、動物に興味がない方はラッキーなのかもしれません。
私は「女性」という動物に大変興味があるものの、全く相手にされておりませんので、100円でも安いと大変助かる感じです(?)
何を書きたいのかよく分からなくなってきましたが、小諸城址懐古園の紅葉の様子について写真多めで書いていきたいと思います!
小諸城址懐古園の紅葉と見頃の時期について
小諸城址懐古園から入城すると、最初に目に入ってくるのがこちらの「二の丸跡」になります。
結構広いスペースになるのですが、見頃を迎えた紅葉した木々が数多く植わっていてとても綺麗でした!
いや~黄色の紅葉も美しいですね!!
15時過ぎに懐古園に訪れたもので、少しずつ夕日になってきたこともあってか、紅葉の輝きがいつもと違う感じでした。
そしてこちらが小諸城址懐古園の園内マップになります。
結構、敷地が広いのですが、見事な石垣や紅葉の木々が数多くありますので、時間が幾らあっても足りない感じです。
そ~はいっても、2時間もあれば十分回れると思います。
ちなみに懐古園の営業時間は9:00~17:00までになっております。
とりあえず、小諸城址の本丸(天守)を目指して進んでみたいと思います!
至る所に紅葉した木々があって、中々足が進みませぬ・・・♡
もみじの紅葉を見ると、秋が来たんだな~と思ってしまいます。
小諸城址の二の丸から少し進むと「黒門跡」が目の前に飛び込んできます。
こちらが黒門跡付近の石垣と紅葉になります!
懐古園の周回ルートは、黒門跡を右手に回ると良いかと思います。
一周すると、またこちらに戻ってくる感じになります。
黒門跡付近には紅葉した木々が特に多いです!
真っ赤に燃える紅葉が素晴らしく、訪れている皆様は、こちらで必ず立ち止まっていた感じでした。
お城の雰囲気も相まって、非常に癒される空間でした。
また、夕日に照らされている事もあってか、紅葉の色が何とも言えない輝きを放ち魅了されてしまいました。
小諸城址懐古園の紅葉は、正に見頃を迎えていた感じでした!
そんな小諸城址懐古園の紅葉の見頃の時期ですが、時期によっても異なるものの、例年10月下旬から11月上旬にかけてになります。
今年は例年通りに紅葉の見頃を迎えたみたいで、今回訪れた時期は11月7日になります。
紅葉の感じからしますと、11月中旬迄が見頃かな~と思われます。
小諸城は、昔は「戦う城」として整備されていたこともあって、井戸が数多く残されております。
紅葉に目を奪われがちですが、お城としての魅力にも溢れております。
青空と紅葉のコラボレーションが美しく、同じ青色なのに、なぜ、私のアオヒゲはこんなに映えないのか不思議に思ってしまいました(笑)
今回時間の関係で入館しなかったのですが、藤村記念館(小説家・詩人)もあったりと、結構見どころが点在している感じです。
時間が少し遅かったこともありまして、お城の雰囲気を損なう事のない混雑具合でした。
それでも、紅葉が素晴らしいスポットは、人間で溢れかえっていましたので、密にならないようにしなければなりませんよね。
これはなんざんす?と思ってしまいますが、小諸城址懐古園のトイレになります。
城内に数カ所トイレもありますので、ダムが小さい方(?)にとっても安心だと思います!
見事な石垣ですが、こちらは登ることが出来ます。
小諸城址の石垣につきましては、別途後述したいと思います!
なんだか雰囲気の良い東屋でございます。
夕日に染まる紅葉が素晴らしく、しばらく足が止まってしまいました。
恐ろしいほど真っ赤なもみじの紅葉になります。
フォトショップで加工する必要がないほど色が出ておりました(笑)
東京の高級旅館に卸したら、1枚50円位で売れそうな紅葉の紅葉でした。
和食の飾り付けに最高でしょうね!
お城から突き出た所にあります展望台に行ってみたいと思います!
眼下に広がるのが千曲川になります!
紅葉と千曲川のコラボレーションがとても美しかったです!!
今日という日が終わろうとしております。
紅葉の季節って、なんだかセンチメンタルな感じになってしまいますよね~
じゃ~ね~!!と言わず、じゃ~に~!!と言って別れを惜しみたいと思います(?)
小諸城址は本当に紅葉が数多く植わっております。
桜のイメージが強かったのですが、こんなに紅葉する木々が多いとは思いませんでした。
紅葉が綺麗な所は人も多い感じだったのですが、16時過ぎると混雑も緩和されゆっくり散策することが出来ました。
少し肌寒くなりますが、小諸城址懐古園をゆっくり楽しみたい場合は、夕方がおすすめになります。
そして天気が良いと、小諸城址から富士山を見ることが出来るそうです!
登山が趣味なもので、記載されている山は全て分かるのですが、奥秩父と八ヶ岳が意外と近い事に驚きました。
そして甘いものが好きな方にとっては誘惑がモリモリな「お茶屋さん」も城内になりますので、散策の疲れを癒すのに丁度良いと思います!
メニューも充実してましたので、休憩に最高だと思います!
お茶屋さん周辺も紅葉が見頃を迎えていて非常に綺麗でした。
戦う城の石垣と小諸城址の紅葉、懐古神社について
続きましては、戦う城として整備された小諸城の石垣と紅葉について書いていきたいと思います。
写真の通り、小諸城の石垣は非常に綺麗で見事でございます!
小諸城は、武田家の名軍師であった山本勘助の居城になります。
山本勘助に関しましては、大河ドラマでも扱われる人物ですので説明は不要かなと思いますが、武田家滅亡後は、織田家の滝川一益、そして徳川家の仙石秀久へと城主を変えていきました。
結局、小諸城は江戸時代も小諸藩の役場として機能し現在に至る名城だったりします。
小諸城の石垣は、歴史もある事ながら「野面積み」が多い印象でした。
なんだか本丸に向けて攻め込んでいる錯覚になってしまった誰かさんでございます(笑)
この先が「風雲タケシ城」だったらズッコケてしまいますよね!!
石垣に登ると、こんな感じに道が整備されております!
石垣から下を見た写真になります。
写真では伝わりませんが、結構な高度感があったりします。
7m前後の高さがあるのではないでしょうか。
小諸城の石垣周辺にもきれいな紅葉が多く、見つけるたびに足が止まってしまいました。
紅葉も素晴らしいですが、小諸城の石垣も美しいです!
懐古園の紅葉は燃えるような赤色がとても多いです!
石垣の上で紅葉を楽しめるというのは、歴史好きにとってはたまらない至福の時間になります!!!
この乙女な気持ち、分かる方には分かって頂けるはずです(笑)
この紅葉の周辺は人で混雑していたのですが、ま~頷ける景色ですよね!
上述してます通り、懐古園の営業は17時までになるのですが、ライトアップとかするとまた違った美しさがあるだろうな~と思ってしまいました。
そしてこちらが小諸城の本丸になります。
現在、天守閣はありませんが、こちらから見る城下の景色が絶品になります!
怖い!!!
柵などもないので非常に高度感があるのですが、石垣の上から見る眼下の紅葉が見事でした!
本丸の石垣の高さは、10mはあるかと思われます。
夕日に染まる山並みが美しく、暫く見入ってしまいました。
小諸城址懐古園と同様に、山々の紅葉も見事に色づいておりました!
小諸城天守閣跡の直ぐ近くにあるのが懐古神社になります。
懐古神社周辺の紅葉も素晴らしく、非常に雰囲気の良い場所になります。
こちらが懐古神社になります。
立派で荘厳な神社になります。
懐古神社周辺には、小さな池もあり紅葉した木々も多いので「和」を感じられる空間でした。
石垣と鳥居、紅葉のトリプルパンチに白目寸前でした(笑)
カップルを見ると、ついつい石を投げつけたくなるのは何故でしょうかね?
え?罰が当たるよ!?
場所が場所なだけに、確かにそうですね!!
やけ食いしたくなったところ周辺を見渡すと「そば処」が営業しておりました。
結構な繁盛店みたいで、お客がひっきりなしでした。
小諸はお蕎麦で有名ですからね~
この時期のお蕎麦は格別に旨いので、小諸城址懐古園に訪れた際は、こちらで舌鼓しても良いかもしれません。
まとめ
紅葉の見頃時期に合わせて、小諸市の方で「小諸城址懐古園紅葉祭り」が開催されます。
今年は10月23日~11月23日の1ヶ月間開催されております。
この期間が紅葉の見頃の目安になるかと思いますので、興味のある方は、是非訪れて秋を感じて頂けたらなと思います!
しかしながら、紅葉祭りが開催されている期間は、混雑の方も激しくなりますので、その点注意が必要かも知れません。
それでも、これだけ素晴らしい紅葉を満喫できるスポットは中々ありませんので、小諸の近くにお越しの際には、是非、立ち寄って欲しいと思います!
また、季節を変えて、小諸、上田の方に遊びに行きたいと思います!