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太田道灌とは⁉お墓巡りと山吹の花!江戸城を造った漢の終焉地

太田道灌のお墓の桜

 

 

 

太田道灌とは!?江戸城を作った漢のお墓巡りした経緯

 

若い頃から「歴史」というジャンルが好きなのですが、特に好きなのが日本史になります。

 

世界史も好きなのですが、オッちゃんになるくらいから更に日本史に興味が湧き、暇を見つけては色々な歴史上の人物をフューチャーし、ニヤニヤ楽しんでいたりしております。

 

登山が趣味な私なのですが、地元の丹沢の大山へ出没することが多いのですが、登山口の道中に「太田道灌」なる看板を見つけ、

 

「太田道灌(おおたどうかん)とは何やつ!?」

 

と、興味を持ったのが最初になります。

 

初めて太田道灌を知ったのが、実はお墓という、なんとも因果な感じなのですが、そもそも太田道灌についてご存じない方も多いと思います。

 

 

太田道灌肖像画

※Wikipediaより出典

 

 このオールバック?の武将が、太田道灌になります。

 

ピンク色の口紅がセクシーですし、チクチクしそうな靴下を履いて頑張っている太田道灌になりますが、お墓が妙に気になり、下山後にお墓参りで出没してきました!

 

太田道灌のお墓周辺は、梅の花がとても綺麗で、色々妄想しながら楽しめた感じです。

 

太田道灌といえば、徳川幕府の本拠地である江戸城を作った人物として一部の歴史ファンの中では有名ですが、どんな人物で、何をしたかについては、詳細までご存じない方も多いと思います。

 

太田道灌とは!?と、聞かれたときに便利なのがこちらになります!

 

 

太田道灌とは!?について書かれた伝記

 

太田道灌とは!?について書かれた伝記のような案内板になるのですが、1432年に生まれ、1486まで生きた、戦国時代の代表的な武将の一人になります。

 

 時代的に室町時代の末期に活躍した人物になるのですが、上杉謙信でお馴染みの、管領上杉家の家宰(筆頭家臣)として大活躍した武将になります。

 

54歳の時に、この神奈川の伊勢原市の地で謀殺されてこの世を去った武将になるのですが、もし、転住を全うしていたならば、その後の北条家の関東の支配もまた違ったものになっていたと思われます。

 

話が色々脱線してますが、今回は江戸城を作った太田道灌について掘り下げてみたいと思います!

 

お墓周辺以外にも見所がありますので、大山登山と併せて観光もおすすめでございます!

 

 

太田道灌のお墓(洞昌院)周辺と駐車場について

 

太田道灌のお墓周辺の観光マップ

 

こちらは、太田道灌のお墓周辺の観光マップになります。

 

太田道灌のお墓は、洞昌院の地にありまして、こちらを「太田道灌胴塚」と呼ばれております。

 

また、同じ伊勢原市内に「太田道灌首塚」もあります。

 

簡単に書くと、暗殺されたときに首をとられてしまい、各々違う場所に葬られた事によるみたいです。

 

 

太田道灌のお墓がある、洞昌院周辺の地図がこちらになります。

 

近くに「太田神社」もありますので、妙にややっこしい感じになっております(笑)

 

 

太田道灌公のお墓参り

 

そんな感じで、前から気になっていた太田道灌公のお墓参りをしたいと思います!

 

洞昌院の入口の横に、こちらの案内?がありますので、直ぐに分かると思ます。

 

 

太田道灌公お墓

 

いきなりですが、こちらが太田道灌公のお墓になります。

 

思ったよりも質素なお墓ですが、それでも日頃からよく管理されているのが良く分かる綺麗なお姿でした。

 

 

太田道灌のお墓敷地は結構広い

 

お墓自体はそれほど大きくないのですが、敷地は結構広いです。

 

私が太田道灌のお墓参りをしていると、10人近くの方が押し寄せ、思った以上に訪れる方が多い感じでした。

 

やはり、歴史好きの方って多いんでしょうね~

 

 

洞昌院に無料駐車場

 

そして太田道灌のお墓参りのアクセスになりますが、洞昌院に無料駐車場が整備されております。

 

小田急伊勢原駅からもバスが出てまして、公共交通機関を使ってアクセスることも可能です。

 

洞昌院の駐車場は、地味に混んでいて驚きました。

 

天気も良かったので、太田道灌巡りをしていたのかも知れません。

 

 

洞昌院案内

 

こちらが太田道灌のお墓ばある、洞昌院について書かれた案内になります。

 

太田道灌が刺客に襲われ洞昌院へ逃げた時に、門が閉まっていては入れず、その影響で、洞昌院の山門には扉をつけないようになったそうです。

 

 

太田道灌と山吹の花について

 

太田道灌山吹の花の話

 

江戸城を作った太田道灌といえば、この山吹の花の話も有名ですよね!

 

遠山の金さんの場合、「桜吹雪」が有名ですが、太田道灌の場合は「山吹の花」になります。

 

だからなんだ!

 

と、チラチラ聞こえてきますが、この山吹の花の話があってこそ、のちの太田道灌の魅力を増した1つの出来事かな~と個人的に思っております。

 

この山吹の花の話について簡単に書きますと、鷹狩りに出かけた途中、雨が降ってきたので、貧しい家にお邪魔し、蓑(むかしの傘)を貸して欲しいと伝えたそうです。

 

すると、その貧しい家に住んでいた少女が貸して欲しい蓑ではなく山吹の花を一輪差し出したそうです。

 

太田道灌は、この時に渡された山吹の花の意味が分からず、馬鹿にされたと思って怒って帰ってしまったそうです。

 

館に帰り、山吹の花の話を家臣にすると、過去に詠まれ和歌に「七重八重花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞかなしき」という歌があると教えてくれたそうです。

 

この和歌と少女が伝えたかった真意は、貧しくて家には蓑ひとつなく、その惨状を「山吹の花」に例えたものでした。

 

少女が伝えたかった真意を理解できなかったことを太田道灌は恥じ、その日を境に、さらに勉学に精進したと言われております。

 

太田道灌は、武将としての才能もありましたが、文化人としても秀でた方になるのですが、山吹の花の話が、更に人間としての魅力を開花させたと言えると思います。

 

無知を晒すのは誰しも避けたいものですが、太田道灌はそんな出来事をバネにして、大成した人物になります。

 

太田道灌のお墓周辺の桜と梅の花について

 

太田道灌のお墓4月頃桜の花

 

私が太田道灌のお墓に出没したのは4月頃になるのですが、丁度その頃は桜の花の季節になりまして、とても綺麗で感動してしまいました!

 

 

豆桜太田道灌のお墓

 

豆桜になるのでしょうかね!?

 

太田道灌のお墓には、やっぱり桜の花が似合いますよね!

 

いや、遠山の金さんの方が、やっぱり似合いますよね(笑)

 

 

アップの桜の花

 

アップの桜の花になります!

 

ピンク色が濃いくて可愛いお花ですよね!

 

私の笑顔といい勝負ですね~(笑)

 

 

お花見周り様子

 

太田道灌のお墓参りが、お花見周りになってしまいました!

 

こんな桜の花の景色を見れて、太田道灌公も喜んでいるでしょうね!

 

 

梅の木も花が咲いてました

 

また、梅の木も花が咲いてまして、1度に2度美味しい感じになりました!

 

 

梅の花も色が濃くお花見によい

 

豆桜と同様に、梅の花も色が濃く、お花見としていくにも良いと感じました。

 

上粕屋神社と河津桜について

 

上粕屋神社

 

太田道灌公のお墓に行ったついでに、近くにあります上粕屋神社にお参りに行ってきました。

 

 

上粕屋神社全景

 

洞昌院とは違った趣がある上粕屋神社でございます。

 

とても静かな神社で、私しかいませんでした。

 

ここまで露骨に女性から嫌われてしまうと、も~笑うしかありませんね(笑)

 

 

上粕屋神社河津桜

 

上粕屋神社の名物が、こちらの河津桜になるそうです!

 

それほど大きな樹ではないのですが、手入れがよく施されておりました!

 

 

河津桜のお花満開

 

桜に梅、河津桜のお花も見れて、私は幸せ者でございます!

 

太田道灌公のお墓から上粕屋神社はとても近いので、一緒に参拝しても良いかな~と思います。

 

上粕屋神社には無料駐車場とトイレもあるので、アクセスしやすいです!

 

まとめ

 

太田道灌は、江戸城を最初に作った人物になりますが、徳川家が治めるまでは、小さな田舎の城だったそうです。

 

徳川家が台頭しなければ、ここまで太田道灌が有名になることもなかったかもしれませんが、戦国の時代に武と知を使い、主家の勢力拡大に貢献した功績は、とても素晴らしいと思います!

 

太田道灌の最後は、暗殺という寂しい最後になってしまいましたが、首謀者については良く分かっておりません。

 

太田道灌の力が強まってきたことに警戒した主家(上杉け)が黒幕ではないかという説もあるみたいですが、謎に包まれた最後になります。

 

歴史は良く分からない点があるからこそ、妄想の燃料になり、面白いと思っております。

 

太田道灌を始め、私の住む神奈川県には、色々な人物が歴史の表舞台に登場してますので、また違う方について勉強したいな~と思っております。

 

梅、桜の花の季節は、非常に綺麗ですので、是非、太田道灌公のお墓に出没し、歴史を感じて欲しいなと思います!

 

www.anzairen.com

太田道灌公とはまた違った歴史の偉人である、二宮金次郎が祀られている報徳二宮神社について書いた記事になります!

こちらも郷土の誇りとも言える人物ですので、おすすめスポットになります!

 神奈川県人なら、一度は訪問して欲しいな~と思います!!