関東在中の方にとっては、近くて遠い所に位置しているのが伊豆七島や八丈島方面になると思います。
そんな私も八丈島には出没したことがないのですが、伊豆半島の大島へ登山と絡めて「椿祭り」を見学することになり、東海汽船を使って向かうことになりました!
今回は、数十年ぶりに乗船した東海汽船さるびあ丸について解説したいと思います!
- 東海汽船さるびあ丸で大島へ出港した経緯について
- 東海汽船の予約と横浜港から出発までの手続きと料金、乗船について
- 東海汽船さるびあ丸の船室と設備について
- さるびあ丸の船の揺れと景色と夜景について
- 東海汽船さるびあ丸の船室の様子と寝られるのか?について
- 東海汽船で大島へ到着の様子とアクセスについて
- 東海汽船のジェット船で大島から熱海への乗船と料金について
- まとめ
東海汽船さるびあ丸で大島へ出港した経緯について
伊豆七島を始め、八丈島等は観光名所が多く、海の幸、山の幸が豊富なので1度は旅行で訪れたいと考えている方が多いと思います。
そんな私も神奈川県在住なもので、最寄りの海岸に行けば伊豆七島を眺めることが出来るのですが、アッチに出没したいな~っという思いはあるものの、実際にアクセスを調べてみるとあまりにも面倒臭く時間も掛かるので他の地域に行ってしまうのが現状になります。
今回は、趣味の登山とキャンプを絡めて「椿が咲き乱れる伊豆大島へ行こう!」となったのですが、その際に利用したのが東海汽船の「さるびあ丸」になります。
東海汽船は、昼の便と夜の便がありまして、今回は船室で一晩をあかし、翌朝大島に到着する「さるびあ丸」を利用しました。
睡眠中に移動できるので時間を有効活用でき、非常に便利なものの、長い時間の航海になるので、どうしても「揺れるのではないか?」、「船室で寝られないのではないか!?」など、不安がつきまとってしまいますよね。
今回は、東海汽船さるびあ丸で大島向った時の様子や、船室の広さ、設備、揺れ等を絡めて寝られるのか?について書いていきたいと思います!
東海汽船の予約と横浜港から出発までの手続きと料金、乗船について
東海汽船の予約と横浜港から出発までの手続きについて書いていきたいと思います。
今回は横浜港から伊豆大島を目指して出港したいと思います!
夜間の出航になるので、横浜港の美しい夜景を見ながら手続きをすることが出来ます。
横浜港の出航手続きは、「大桟橋」の中になります。
普段は横浜の夜景を見るだけに訪れるので、大桟橋の中に入るのは本当に久しぶりになります。
一緒に伊豆大島へご一緒したミキさんになります。
関西在住の方なので、横浜の夜景に感激しておりました!
他の仲間達は東京の竹芝から同じさるびあ丸に乗船しているので、横浜港で合流する計画になっております。
こちらが横浜大桟橋のターミナルの様子になります。
待合室になるのですが、ベンチ、トイレ、自動販売機もあってノンビリする事が出来ます。
東海汽船の出航手続きをするブースになります。
こちらで乗船券が発行されます。
当日でもチケットは購入できるのですが、やはり事前に予約した方が安心です。
WEBで予約できるのですが、早期割引などもありますので、あらかじめ乗船する日が決まっているなら事前予約がおすすめになります!
搭乗手続きになりますが、チケットの右側に自筆で署名する必要があります。
手続き自体は5分もあれば十分なのですが、それでも万が一のことを考えれば、少し時間に余裕を持たせたいところになります。
今回は、さるびあ丸の3階にあります特2等席(個室)を予約しました!
雑魚寝ではないのでプライバシーは保てるものの、船が揺れないか心配ですね。
そして気になる料金は、6,440円になります!
1泊しながら目的地を目指せることを考えると、かなりリーズナブルな価格設定だな~っと感じました。
もう少し立派な大人になって、次回乗船する時は、料金が高い1等船室を利用したいですな~っと思ってしまいました。
乗船手続きが終わり待合室で待っていると、さるびあ丸が到着するぞー!っとアナウンスが入りました。
係りの誘導の元、デッキに出て乗船となりました。
こちらが乗船する東海汽船の「さるびあ丸」になります。
東海汽船で伊豆諸島に行く際、3つの船がありまして、今回乗船したさるびあ丸は夜間運航することが多いみたいです。
中々迫力のあるさるびあ丸になります!
何故か私にスポットライトを当ててくれまして、思わず「有難う♡」っと呟いてしまいました(笑)
東京から乗船しているお客さんの熱い視線を集めてしまいました。
モテる男は辛いものですね(?)
そんな感じで横浜港からさるびあ丸に乗船して大島を目指したいと思います!
東海汽船さるびあ丸の船室と設備について
無事に乗船を果たしたところで、利用した東海汽船さるびあ丸の船室や設備について書いていきたいと思います!
こちらは、さるびあ丸の案内所になりまして、船内で不明なことがあれば優しく教えてくれます!
こちらがさるびあ丸の船内見取り図になります。
上の階に行くほど揺れが少なくいのですが、比例して料金も上がっていきます。
ほんと、世の中お金次第ですよね・・・。
なお、さるびあ丸にはエレベーター設備もありまして、動くホテルの様な仕様になっておりました。
いや~想像以上に大きな船で驚いました。
勿論、トイレも数多く設置されてますし、とても清潔で綺麗に保たれておりました。
また、シャワー室も完備されてますので、眠りにつく前にサッパリすることが出来ます!
仕事終わりの出航になります関係で、どうしても慌ただしくノンビリお風呂に入れなかったもので、さるびあ丸のシャワーを利用すればよかったと後悔しちゃいました。
「お食事処」はなかったのですが、代わりに自動販売機がとても充実してました。
この品揃いなら、さるびあ丸で食事をとれると思います!
さるびあ丸の船の揺れと景色と夜景について
続きましては、さるびあ丸の船の揺れと景色について書いていきたいと思います!
こちらは展望デッキになるのですが、無料で船からの景色を楽しむことが出来ます。
さるびあ丸から眺める横浜港の景色になります!
天気が良いと、素敵な景色をデッキから眺めることが出来ます!
いや~この景色があれば「勝負の日」に勝利することが出来るな~っと、ニヤニヤしてしまいました(笑)
普段眺めることが出来ない角度から横浜ベーブリッジの夜景を見ることが出来ました!
さるびあ丸から横浜の夜景が美しく、デッキでだいぶ時間を過ごしてしまいました♡
横浜とお別れだな~っと思いつつ、夜景の美しさを思う存分堪能することが出来ました!
そんな景色が美しいさるびあ丸ですが、横浜港の中は波も穏やかで船の揺れが気になりませんでした。
しかしながら、湾外に出ると一気に波が高くなりまして、徐々に揺れが大きくになりました。
最終的には大島に到着する前には結構揺れましたので、三半規管が弱い方は、酔い止め薬が必要になると思います。
東海汽船さるびあ丸の船室の様子と寝られるのか?について
続きましては、さるびあ丸の船室の様子と寝られるのか?について書いていきたいと思います!
こちらの写真はさるびあ丸の船室の様子になります。
乗船券に使用できる船室の番号が記載されておりますので、そちらを利用する流れになります。
船内には船室の案内も充実してますので、迷うことは無いと思います。
こちらが東海汽船さるびあ丸の船室の様子になります。
2等船室は、2段ベッドになってまして、カプセルホテルのような感じでした。
船室内の温度は、自分で調整できるものの、女性は少し寒く感じるかも知れません。
こちらが寝床の様子になります!
船室の広さになりますが、身長190cm位までは快適に過ごせると思います!
船室には電灯とコンセントがありますので、必要最低限の設備はある感じです。
また、船室内に金庫がありますので、こちらに貴重品を保管して船内をウロウロすることが可能です。
まさか金庫があるとは思わなかったので驚いちゃいました。
金庫の広さになるのですが、地味に広いのである程度、大きな荷物も入れることが出来ます。
金庫のカギになります。
100円玉を使ってロックするシステムになってまして、銭湯などであるロッカーと同じ仕様になってました。
なお、船室にはブランケットが1枚用意されておりました。
私は丁度良い温度だったのですが、寒がりの方は物足りないかも知れません。
枕もあるので、最低限寝られる設備になっておりました。
なお、実際に寝られるのか?になりますが、ある程度「近隣ガチャ」な感じになると思います。
防音性は、ほぼない感じですので、話声は勿論の事、イビキ等も聞こえてきます。
また、波が高いとかなり揺れるので、寝ていると平衡感覚がおかしくなるかもしれません。
東海汽船さるびあ丸で泊まる場合、揺れ対策として酔い止め薬と耳栓は常備した方が良いかと思います!
東海汽船で大島へ到着の様子とアクセスについて
結局、寝たんだか寝てないんだか分らない時間を船室で過ごしたものの、無事に伊豆大島に到着することが出来ました。
家(神奈川)から大島まで、約10時間ほどアクセスするのに時間が掛かった感じです。
今回は大島の「岡田港」に到着しました。
当日の天候や波の高さなどにより、到着する港が変更(元町港)することがありますので注意してください。
なお、船が到着したタイミングに合わせて各方面行きのバスが停車してました。
港から各地へのアクセスも良好なので、観光客にとってはありがたい感じだと思います。
東海汽船のジェット船で大島から熱海への乗船と料金について
大島に上陸後、観光を楽しんだのち東海汽船を再度利用して大島から熱海へ帰還したいと思います。
岡田港には、お土産屋さんやレストランなどもありまして、船の時間調整が出来るようになっておりました。
岡田港の東海汽船の窓口で乗船手続きすると、乗船券が発券されます。
こちらは横浜港と同じ感じでした。
なお、大島から熱海までの東海汽船ジェット船の料金は4,540円でした。
さるびあ丸と比較すると2,000円ほど安いですが、夜中寝られることを考えると、甲乙つけがたい価格帯になりますよね。
こちらが岡田港の東海汽船の受付周辺の様子になります。
トイレ、自動販売機、ベンチもありました。
こちらが東海汽船のジェット船になります。
やはり、さるびあ丸と比較すると船体が小さいですよね。
東海汽船のジェット船の内部の様子になります。
さるびあ丸と比較すると、ジェット船はシートベルトの着用が義務付けられているので、船内をウロウロすることが出来ません。
ただ、さるびあ丸と比較すると船が揺れないので、船酔いしやすい方はジェット船の利用をおすすめいたします!
あまりの高速に目が回ってしまいました(笑)
さるびあ丸と比べると、やはりジェット船は速いですね~
無事に熱海港に到着し、帰路につきました!
丁度、ジェット船が到着する時間帯にバスが運行していたのでアクセスしやすい感じでした。
まとめ
東海汽船で大島に行かれる場合、船酔いしやすい方は、さるびあ丸は利用せず熱海などから出航しているジェット船を利用した方が揺れが少なく良いかと思います。
ただ、大島に滞在する時間を増やしたい方は、夜間に出航し朝方到着するさるびあ丸が非常に便利ですので、一考の価値があると思います。
大島周辺の海域は、冬から春にかけて結構波が高く揺れることが多いので、船酔いしやすい方は注意した方が良いかもしれません。
中々出没がしにくいですが、次回は大島以外の島々を訪れてみたいな~っと考えております!
東海汽船を利用して大島へ観光した際に利用した大島温泉ホテルについて書いたレビュー記事になります!
大島の象徴である三原山の景色が素晴らしく、泉質も良くて大満足でした!
大島を代表するお祭りである「大島椿祭り」について解説した記事になります!
椿の開花の様子やお土産などについても触れてますので、良かったら参考にしてみてください。
大島のディナーで利用した「港鮨」について書いたレビュー記事になります!
地の魚を使ったお寿司や1品料理が絶品で、最高な時間を過ごすことが出来ました!