台湾パイナップルを購入した経緯と値段について
先日、良くいくスーパーの出入口に人だかりが出来たもので、
「なんざんす?高級食材の見切り品があるのか?」
と思い、私も負けじと一目散に駆けつけてみました。
すると「台湾パイナップル入荷!」と、大きなポップと共に、甘い匂いをさせた刺々しい物体が綺麗に陳列されておりました。
私は好き嫌いは少ない方だと自負しているのですが(人間は選り好みしますが)、小さな頃からパイナップルがあまり好きではなく、自分で購入する事はほとんどありませんでした。
殆どというよりは、全くなかったのですが、頂き物や、外食で付いてくれば食べる程度で、嫌いではないけど好きでもない第一位の食材になるのがパイナップルになります。
好きな方には申し訳ないのですが、酢豚に入っているパイナップルは特に苦手で、アレはアウト!になるのですが、それ以外なら、可もなく不可でもない感じです。
そんなパイナップルですが、先日「台湾産パイナップルの危機」といった内容のニュースを読んだもので、少しでも足しになればと思い購入する事に致しました。
なぜ、台湾産のパイナップルが危機かと申しますと、簡単に書きますと、「台湾にとってお得意様である中国が嫌がらせとし輸入を禁止し、売り先が無くなってしまった。」になります。
よく分からない理由でパイナップルの輸入を禁止した中国なのですが、我が国も尖閣諸島の国有化の時には「レアアース」の禁輸をくらい、大変な時期がありましたよね。
国際ルールを守れない低能な国とは関わらない事が賢明になりますが、経済的な結びつきが強くなると、実利に影響してしまい、中々強気に出れないところが情けないですよね。
主義主張は自由なので、私が言うのもアレですが、共産主義の理念に共感できる部分があるものの、それでも「独裁」を生みやすい制度であると思っております。
主義主張が違う国に対し、援助を行い力を付けさせてしまったのが遠因にはなりますが、そんな嫌がらせで困っている台湾産のパイナップルを購入し支えよう!といった動きが日本国内であるのは、素直に嬉しいですよね!
恩を仇で返すような文化でないのが我が国の誇りでもあると思っております。
色々な思いが入れ混じる台湾産のパイナップルですが、購入した商品がこちらになります!
噂の通り、台湾産のパイナップルは値段が高く、1個842円(税込)でした。
しかしながら、同じような大きさのフィリピン産パイナップルが売られていたのですが、そちらは1個380円(税込)でしたので、2倍以上の価格差がある感じでした。
台湾産パイナップルについては、大手量販店の「西友」で大々的に取り扱っているそうなので、購入したい方は、出没してみて下さい!
最近は、西友以外でも台湾産パイナップルを扱うお店が増えてきているそうなので、購入しやすい環境が整ってきていると思います。
パイナップルも丸々1個ですと、かなり大きいので、食べるのも大変だよな~と思いつつ、東日本大震災の支援に報いる意味も込めて購入したのが経緯になります。
折角、購入した台湾産のパイナップルですので、味の方が気になり、早速食べてみる事に致しました!
その辺のレビューについて、今回は書いてみたいと思います!
台湾産パイナップルのカットの仕方と保存期間について
こちらが購入した台湾産パイナップルになります!
当たり前ですが、パイナップルの表面(皮)に棘が付いてまして、素手で持つとかなり痛いです。
また、葉っぱの部分もかなり尖っていて、素手で持つのは危険な感じでした。
台湾産パイナップルに限りませんが、食べるまで皮をカットするのが大変ですよね~
小さな台所なので、パイナップルをカットする場所がないので、シンクで行う事に致しました。
また、パイナップルの棘が危ないので、家事用手袋である防寒テムレスを着用してカットする事に致しました。
防寒テムレスは、名前の通り防寒性に優れてまして、水仕事を始め、雪搔きなどの作業用の手袋として大活躍してくれます!
今回の様な、棘がある物を触る時にも重宝します!
そんな感じでパイナップルのカットの仕方になりますが、まずは葉っぱをこんな感じに切り落とします。
更にパイナップルを真ん中でカットして、この状態にいたします。
購入してから少し時間が経っているので、追熟してますね~♡
パイナップルの真の周辺の色が少し黒っぽくなっていると思いますが、こちらで熟し具合を判断することが出来ます。
追熟というよりは、少し熟し過ぎてしまった感がありますね~・・・。
パイナップルの食べ頃の判断って難しいですよね~
匂いや葉っぱの枯れ具合で食べ頃を判断するそうですが、私にはその技術はない感じです。
ちなみに私は、学生時代中華料理店でアルバイトをしていた関係で、熟し具合を判別するスキルはないものの、パイナップルには少し煩いです(笑)
上述してます通り、あまり好きな食材ではなかったのですが、酢豚に入れるパイナップルの下処理等もしていたので、どれが美味しいか不味いかは、ある程度見分けることが出来たりします。
缶詰のパイナップルを使っていなかったので、結構シッカリとしたお店であったと思っております。
そして、さらに半分にカットしてこの状態にいたします。
なんだか黄色い「スイカ」や「メロン」のように見えますよね!
いや~見た目は美味しそうですよね!
あとは皮と実の部分に包丁を通し、食べやすいように2cm前後でカットすれば完成でございます!
パイナップルを丸々1個食べるのは大変ですが、こんな感じにカットして冷蔵庫に保管しておけば、熟し具合にもよりますが、3日前後は美味しく食べることが可能です!
スーパー等で売られているパイナップルは、完熟していないものが多いと思いますので、購入後常温で2、3日様子を見ながら追熟させて、芳醇な香りが強くなった頃にカットして冷蔵庫保管が良いかと思われます!
台湾産パイナップルの味と香りのレビューとフィリピン産との違いについて
続きましては、気になる台湾産パイナップルの味と香りのレビューと、フィリピン産との違いについて私見を書いてみたいと思います!
まず、台湾産パイナップルの味ですが、繊維が柔らかく、甘みも強いと思います。
香りにつきましては、フィリピン産と少し違うような気がしております。
詳細不明ですが、台湾産パイナップルとフィリピン産のパイナップルは、品種が違うのではないかと推測しております。
フィリピンよりも、台湾の方が日本に近いので、その分、輸送する時間が短くなります。
輸送する時間が短くなりますと、早く収穫する必要がありませんので、その分、完熟した状態で出荷できるメリットがあると思います。
食品を輸送する技術もかなり進歩してますので、台湾とフィリピンでは、それほど大差がないと思いますが、「香り」に関しては、台湾産の方が強いと感じました。
また、味については、フィリピン産も甘いですし、台湾産も同じくらい甘いです。
甘さに関しては、大差がないと個人的には感じております。
値段の事を考えると、台湾産と大差がありませんので、フィリピン産の方がコスパは良いと思います。
値段だけ見るならフィリピン産がおすすめですが、心情的な要因があるならば、少し高い台湾産パイナップルを購入しても良いかもしれません。
ただ、値段が高いからと言って、何かが大々的に変わることはありませんので、過度な期待はしない方が賢明だと思います!
台湾産パイナップルの方が美味しい!といった、レビューが散見されるみたいですが、個人的には甘さ、食感は、それほど変わらないと思います。
まとめ
美味い不味いは抜きにして、単純に「支援目的」で購入した台湾産パイナップルですが、久しぶりに食べてその甘さに驚かされました。
むしろ、台湾産パイナップルの流通が日本で殆どなかったことを初めて知ったのですが、感情論を抜きにすると、フィリピン産の牙城を崩すのは容易なことではないだろうな~と感じました。
日本で商売するならば、品質も重要ですが、「値段」が物を言いますので、更なる値下げが必須になってきますよね。
食事は毎日の事ですので、同じような商品なら、安いに越したことはないですからね。
しかしながら、国内のシェアの高い中国産の食材を、少しずつでも国産や、親日的な国に置き換える事が、今後さらに重要になってくると感じております。
レアアースの件で懲りているはずですが、それでも食材に関しては、中々「脱中国」が進んでいませんしね。
今後も、親日国や親日的な企業の物を積極的に購入し、微々たる金額ですが、支援出来たらな~と考えております。
そんなウネリが広がることを期待しつつ、今日はこの辺で失礼いたします!
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