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ファクタリング手数料の相場と借入金利との比較!どっちが得なのか!?

 ファクタリング手数料の相場と借入金利との比較

 

 

 

ファクタリング手数料と銀行からの借入金利の違いについて

 

長期国債・銀行金利推移表

引用:日本相互証券株式会社

 

こちらの表は、銀行から融資を受けたときに支払う「金利(支払利息)」の計算のベースになっている「長期国債の金利推移表」になるのですが、年々低下しいていることが分かるかと思います。

 

一時期「マイナス金利」と騒がれた事がありましたが、ここのところ金利が少し上昇傾向になっております。

 

それに伴い、「マイナス金利」の話がニュースで取り上げられなくなりましたが、「金利」は私達の生活にとても密接に関わってますよね。

 

銀行にお金を貯金すれば、受取利息がもらえますし、逆に借入をしていれば「支払利息」が発生しますが、その計算根拠になる「金利」は日頃から気になる存在ですよね。

 

私は会社の「資金調達」や「資金繰り」などのお金に関わる業務(経理)に就いているのですが、「お金は血液」みたいに重要なものですので、かなり気を遣いながら仕事をしております。

 

資金繰りは、1円でも焦げ付いて現金が足りなければ即アウトですので、かなりシビアな世界ですよね。

 

資金繰りに関しましては、色々な調達手段がありますが、一番身近にあるのが「銀行からの融資」かと思います。

 

しかしなが、銀行からお金を借りるというのは敷居が高く、融資の依頼から審査等で時間も掛かりますので、「身近」とは言えない感じです。

 

銀行からの融資よりも敷居が低い手段として「手形の割引」がありますが、こちらも「割引枠」が存在しますので、資金繰りが苦しい時にはネックになってしまいます。

 

そんな時に、「ファクタリング」という「売掛金の資金化」を行えば、銀行対策に労力を使わなくて済みますので、1つの資金調達手段として柔軟性を増すことができます。

 

銀行からの融資の場合は「支配利息」、ファクタリングを利用して売掛金を資金化する場合は「手数料」が発生してしまうのですが、どっちがお得なのか判断つかない時があるかと思います。

 

今日は、ファクタリングの手数料と金融機関からの資金調達とのコストの違いについて書いてみたいと思います。

 

ファクタリング手数料の相場と金利との比較について

 

ファクタリング手数料の相場は、2社取引と、3社取引によって大きな違いがあります。

 

まずは3社取引(自分・売掛先(販売先)・ファクタリング会社)のファクタリング手数料の相場について書いてみたいと思います。

 

あるていど資金繰りに余裕がある場合は、「3社取引」を使って売掛金の資金化をしているかと思います。

 

私が勤めている会社も、この「3社取引」になります。

 

3社取引でファクタリングする場合は、「ファクタリング会社」のリスクがかなり低くなるので、売掛金を資金化するための手数料が低い金額(利率)で実行できます。

 

ファクタリング手数料の相場の1つの目安になるのが、日本銀行から発表されております「短期プライムレート」になります。

 

通称「短プラ」と呼ばれてる短期プライムレートですが、こちらのレートを使って銀行は融資先の金利を設定することがあります。

 

年数によって「短期プライムレート」と「長期プライムレート」があるのですが、直近のレートを知らべてみると、こんな感じなっておりました。

 

短期プライムレート・・・1.475%

 

長期プライムレート・・・1%

 

※2018年6月現在

 

ファクタリングの手数料の相場として、「短期プライムレート」が利用されることが多いので、現在取引しているファクタリング会社の手数料が、1.475%より高い場合は、もしかすると損している可能性があります。

 

また、「長期プライムレート」を使ってファクタリング手数料の計算をしている場合は、計算根拠がそもそも微妙かと思われます。

 

何故かと申しますと、「売掛金」は、基本、1年以内に資金化されるものですので、(取引先との条件にもよりますが)1年以上の取引に使われる「長期プライムレート」を手数料の根拠として使うのは馴染まないからです。

 

ただ、長期プライムレートの方が金利が逆転して低いので、「短プラから長プラにしてくれ!」と、交渉するのもアリかもしれません!

 

ただ、短期プライムレートでファクタリング会社等も資金調達していると思われますので、ファクタリング手数料の相場の計算は「短期プライムレート」を使うことが一般的だと思います。

 

前回のファクタリングの手数料について書いた記事でも触れてますが、上述したとおり「市場金利が下がっている」状況です。

 

それにもかかわらず、ファクタリングを始めた時から手数料の計算が変わっていない場合は疑問に思ってしまいますよね!?

 

ファクタリング会社によってだいぶ違いがありますので、出来る事なら相見積もりを取ってファクタリング手数料の比較をしてみる事が重要です!

 

銀行系・運輸系・メーカー系等のファクタリング会社と取引しているのですが、お勧めの会社がありますので、1度見積もりして相場を確認し、無駄な手数料の削減を考えてみては如何でしょうか!?

 

お勧めのファクタリング会社で見積もりをとってみる >>

 

 

ファクタリング会社の手数料の相場(2社取引)について

 

上述した「3社取引」の場合ですと、「短期プライムレート」という手数料の相場になるものが1つのあるので分かりやすいのですが、「2社取引」の場合になりますと状況が一変してしまいます。

 

自分とファクタリング会社との「2社取引」と、「3社取引」の違いですが、簡単に書くとファクタリング会社のリスクの度合いが変わってきます。

 

リスクが小さい会社との取引ならファクタリング手数料は安くなりますし、逆なら高くなりますので、2社取引での相場はあってないようなものになってしまいます。

 

3社取引につきましては、売掛先(販売先)からファクタリング会社に支払われるので、いくら売掛金の資金化をしてもファクタリング会社に大きなリスクは基本発生しません。

 

www.anzairen.com

※ファクタリングの3社取引について詳しく書いてますので、良かったらご参考にしてみてください!

 

しかし2社取引につきましては、お金の流れが変わるので、大きなリスクが生じてしまいます。

 

ファクタリング取引の流れ

 

 簡単な表で申し訳ありませんが、ファクタリングの2社取引のお金の流れになります。

 

ここで注目すべき点としては、「自分」に売掛金のお金が2重に入ってきているのが分かるでしょうか。

 

一時的な資金不足をファクタリング会社を使い資金化し、なおかつ売掛先からも支払期日がきたらお金が入る流れになるのが「2社取引」になります。

 

金額で例えるなら、売掛金が100円あるとすると、それをファクタリング会社を使い100円資金化し、後日、売掛先(販売先)からも100円入金があるので、一時的ですが200円手に入れることが出来ます。

 

もちろん、100円はファクタリング会社に支払い(返済)しなければなりませんが、200円持って逃げてしまうリスクが伴います。

 

3社取引と違い、ファクタリング会社は「売掛先」から入金がなく、「自分」から返済をして貰わなければなりません。

 

「自分」と「ファクタリング会社」の2社のみで完結する取引になりますので、「信用」がとても重要になります。

 

一時的とはいえ資金不足に陥っている会社に「売掛金の資金化」を行っているので、「回収不能」のリスクをファクタリング会社が負っていることになります。

 

「2社間のファクタリング取引」は、リスクが高くなってしまうので、どうしてもファクタリング手数料も高くなってしまいます。

 

しかしながら、ファクタリング会社の手数料は、金融機関の「利息」と違って、設定金額に縛りがありません。

 

言い換えれば、自由に手数料を設定できる仕組みになっております。

 

この点がミソになってまして、ある程度ファクタリング会社の裁量で「手数料」を設定できますので、各社バラバラな手数料の率になります。

 

足元を見て高めのファクタリング手数料を設定してくる会社もありますし、事業内容や、財務状況をシッカリと見定めて安い手数料を設定し、長い取引を行いたいと願う会社も存在します。

 

TVやネットで「ファクタリング会社はあくどい」「ファクタリング会社ぼろ儲けしている」と言われることがありますが、確かに一部の業者には該当いたします。

 

しかし、リスクが高い「2社取引」については仕方がない部分もありますので、「ファクタリング会社をシッカリ選ぶこと」がとても重要になってきます。

 

色々なファクタリング会社の見積もりを取ってみて、自分の会社の「ファクタリング手数料の相場」を確認することがとても重要なことになります。

 

こちらの無料ファクタリング相談窓口から色々と確認出来ますので、2社取引をしていて手数料が高いと感じたら、一度内容を聞いてみるのも大事かと思います。

 

ファクタリング手数料と金利、収入印紙について

 

ファクタリング取引は、なかなか馴染めない部分がありますが、銀行融資とは違って、柔軟に資金調達ができるメリットがありますので、非常に有効な手段になります。

 

銀行からの融資に必要な「手形」、「金銭借用証書」、「金銭消費貸借契約書」に貼る収入印紙も考慮すれば、銀行へ支払う利息の方が高い場合があります。

 

例えば、30,000,000万円の融資を銀行に頼むと、「証書貸付」の場合に必要な収入印紙は20,000円になります。

 

銀行へ支払う利息にプラスして、20、000円の収入印紙を払うのは馬鹿らしく感じてしまいますが、ファクタリングの場合は収入印紙は不要になります。

 

低金利の時代ですので、ファクタリング手数料が高いと感じた場合は、金融機関からの借入金利と、ファクタリング手数料の相場を確認する事が重要だと思います!

 

まとめ

 

ファクタリングは、小額からも利用できますし、赤字の会社や銀行融資を断られている場合でも、「売掛金」さえあれば資金調達ができます。

 

売掛金は、正当に販売した自分の資産ですし、現金化されてない段階なだけですので、それをファクタリングを使って資金化するのは恥ずかしい行為ではありません。

 

資金調達や運転資金に困っている場合や、手数料が高いと感じているならば、ファクタリング無料相談窓口を利用し、相見積もりとって相場を調べ、疑問点をぶつけて貰えれば怪しいものでないことが分かると思います!

 

資金繰りは本当に大変ですが、1つでも資金調達手段を増やすことが安心・安全な会社運営になると思いますので、ファクタリングの利用も検討に値するのではないかと思います!

 

 銀行からの融資を軸にしつつ、ファクタリングを利用しながら短期・少額の資金繰りの改善に役立てることが、自分にとってお得になるやり方かと思います!